宜野座村議会 > 2019-12-10 >
12月10日-01号

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  1. 宜野座村議会 2019-12-10
    12月10日-01号


    取得元: 宜野座村議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-30
    令和元年第7回定例会┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┃                                                ┃┃              令和元年第7回宜野座村議会臨時会会議録               ┃┃                                                ┃┠──────────┬─────────────────────────────────────┨┃ 招 集 年 月 日 │           令 和 元 年 12 月 10 日           ┃┠──────────┼─────────────────────────────────────┨┃  招 集 場 所  │         宜 野 座 村 議 会 議 事 堂           ┃┠──────────┼───┬──────────────────┬───┬──────────┨┃ 開 ・ 散 の 日 時 │開 会│  令和元年12月10日 午前10時00分  │議 長│  石 川 幹 也  ┃┃          ├───┼──────────────────┼───┼──────────┨┃  及 び 宣 言  │散 会│  令和元年12月10日 午後4時41分  │議 長│  石 川 幹 也  ┃┠──────────┼───┼──────────┬───┬───┼───┴──────┬───┨┃ 応(不応)招議員 │議 席│  氏    名  │出 席│議 席│  氏    名  │出 席┃┃          │番 号│          │の 別│番 号│          │の 別┃┃          ├───┼──────────┼───┼───┼──────────┼───┨┃ 並びに出・欠席議員 │ 1 │  仲 間 信 之  │ ○ │ 9 │  當 眞 嗣 則  │ ○ ┃┃          ├───┼──────────┼───┼───┼──────────┼───┨┃          │ 2 │  津嘉山 朝 政  │ ○ │ 10 │  伊 芸 朝 健  │ ○ ┃┃          ├───┼──────────┼───┼───┼──────────┼───┨┃出 席   12 名 │ 3 │  新 里 文 彦  │ ○ │ 11 │  小 渡 久 和  │ ○ ┃┃          ├───┼──────────┼───┼───┼──────────┼───┨┃欠 席   0 名 │ 5 │  照 屋 忠 利  │ ○ │ 12 │  当 真 嗣 信  │ ○ ┃┃          ├───┼──────────┼───┼───┼──────────┼───┨┃  凡   例   │ 6 │  眞栄田 絵 麻  │ ○ │ 13 │  石 川 幹 也  │ ○ ┃┃○    出  席 ├───┼──────────┼───┼───┼──────────┼───┨┃△    欠  席 │ 7 │  平 田 嗣 義  │ ○ │   │          │   ┃┃×    不 応 招 ├───┼──────────┼───┼───┼──────────┼───┨┃△(公) 公務欠席 │ 8 │  山 内 昌 慶  │ ○ │   │          │   ┃┠──────────┼───┼──────────┴───┼───┼──────────┴───┨┃          │ 11 │   小 渡 久 和     │   │              ┃┃会 議 録 署 名 議 員├───┼──────────────┼───┼──────────────┨┃          │ 12 │   当 真 嗣 信     │   │              ┃┠──────────┼───┴───┬──────────┴───┴──────────────┨┃ 職務のために出席 │事 務 局 長│  北 城   暁                     ┃┃          ├───────┼─────────────────────────────┨┃ した者の職氏名  │係     長│  山 城 勝 樹                     ┃┠──────────┼───────┼──────────┬───────┬──────────┨┃          │村     長│  當 眞   淳  │健康福祉課長 │  平 田 義 史  ┃┃          ├───────┼──────────┼───────┼──────────┨┃          │副  村  長│  山 城   智  │健 康 福 祉 課│  野 辺 あやの  ┃┃          │       │          │参     事│          ┃┃          ├───────┼──────────┼───────┼──────────┨┃地方自治法第121条  │教  育  長│  志良堂 芳 男  │農 業 委 員 会│  山 内 慶 一  ┃┃          │       │          │事 務 局 長│          ┃┃          ├───────┼──────────┼───────┼──────────┨┃により説明のため  │会 計 管 理 者│  当 真 涼 子  │産業振興課長 │  石 川 岩 夫  ┃┃          ├───────┼──────────┼───────┼──────────┨┃          │総 務 課 長│  下 里 哲 之  │建 設 課 長│  河 上 正 秀  ┃┃出席した者の職氏名 ├───────┼──────────┼───────┼──────────┨┃          │企 画 課 長│  比 嘉 昭 彦  │上下水道課長 │  仲 間 盛 雄  ┃┃          ├───────┼──────────┼───────┼──────────┨┃          │観光商工課長 │  金 武 哲 也  │教 育 課 長│  新 里 隆 博  ┃┃          ├───────┼──────────┼───────┼──────────┨┃          │村民生活課長 │  仲 間   貢  │       │          ┃┠──────────┼───────┴──────────┴───────┴──────────┨┃会 議 の 経 過 │別 紙 の と お り                          ┃┗━━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛            令和元年第7回宜野座村議会定例会議事日程(第1号)                                         令和元年12月10日                                         開 会 午前10時┏━━━━┯━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┃日程番号│ 議 案 番 号 │          件           名          ┃┠────┼────────┼─────────────────────────────────┨┃  1  │        │会議録署名議員の指名(11番・12番)                ┃┃    │        │                                 ┃┃  2  │        │会期の決定                            ┃┃    │        │                                 ┃┃  3  │        │議長諸般の報告                          ┃┃    │        │                                 ┃┃  4  │        │村長行政報告                           ┃┃    │        │                                 ┃┃  5  │        │一般質問(平田嗣義・當眞嗣則・新里文彦・眞栄田絵麻)       ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┃    │        │                                 ┃┗━━━━┷━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ○議長(石川幹也) ただいまから令和元年第7回宜野座村議会定例会を開会します。                      (10時00分) 本日の会議を開きます。 △日程第1.会議録署名議員の指名を行います。  本定例会の会議録署名議員は、会議規則第127条の規定によって、11番 小渡久和議員及び12番 当真嗣信議員を指名します。 △日程第2.会期の決定の件を議題とします。  お諮りします。 本定例会の会期は、本日から12月13日までの4日間にしたいと思います。御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う者あり) ○議長(石川幹也) 「異議なし」と認めます。 したがって会期は、本日から12月13日までの4日間に決定しました。 なお、会期中の会議予定につきましては、お手元に配付しました会期日程表のとおり、御了承願います。 △日程第3.議長諸般の報告を行います。9月定例会以降の報告を行います。 令和元年9月24日 阪神タイガース宜野座村協力会第2回運営委員会(16:00)大会議室  25日 町村議会広報研修会(~27日)東京都  27日 第56回国頭郡陸上競技大会結団式(19:00)中央公民館10月1日 宜野座村議会議員先進地研修(~4日)北海道  8日 宜野座村建設業者への受注機会の要請行動(13:30)沖縄防衛局・北部土木事務所等  10日 県町村議会議長会定例総会(15:30)自治会館  11日 県町村議会議員事務局職員研修会(13:30)糸満市  12日 第35回記念やんばるの産業まつりオープニングセレモニー(10:00)  〃  名護市21世紀の森屋内運動場特設ステージ  12日 やんばる健康フェアー(13:00)名護市21世紀の森体育館  〃  金武町まつり(15:00)金武地区公園  19日 令和元年度中部地区在住宜野座村郷友会総会(18:30)沖縄市  20日 第56回国頭郡陸上競技大会(8:30)金武町陸上競技場  〃  第56回国頭郡陸上競技大会及び郡球技格技大会慰労会(19:00)中央公民館  21日 令和元年度第22回宜野座村がらまん大賞表彰式(18:00)中央公民館  25日 議会広報調査特別委員会(10:00)執行部控室  26日 第27回宜野座村まつり&第4回美ら島花火大会(~27日)農村公園 他  30日 飲酒運転根絶県民大会(15:30)浦添市  31日 北部広域市町村圏事務組合議会第54回臨時会(11:00)北部会館  〃  第34次世界のギノザンチュ子弟研修生閉講式(16:00)中央公民館11月1日 令和元年度宜野座村教育の日式典(18:00)がらまんホール  9日 松田保育園分園「光保育園」お披露目会(15:00)松田保育園分園光保育園  11日 議会広報調査特別委員会(16:00)執行部控室  〃  令和元年度宜野座村議会議員と村商工会との懇談会(18:00)商工会  12日 町村議会議長全国大会(~14日)東京都  15日 第6回臨時会(10:00)議場  〃  議会全員協議会(11:15)委員会室  16日 村和牛改良組合県畜産共進会祝賀会(19:00)  17日 関東宜野座村郷友会総会(~18日)東京都  19日 議会広報調査特別委員会(10:00)執行部控室  21日 議会全員協議会(10:00)委員会室11月30日 未来ぎのざ生産者のつどい(17:00)未来ぎのざ12月1日 第21回宜野座村文化祭(14:00)がらまんホール  3日 北部市町村議会議長会第3回理事会・総会(15:00)国頭村  5日 議会運営委員会(14:00)委員会室  10日 令和元年12月第7回定例会(10:00)議場 なお、本定例会までに受け付けした陳情書並びに関係資料は、議会運営委員会に諮り、お手元にお配りしましたので御参照ください。 これで諸般の報告を終わります。 △日程第4.村長行政報告を行います。  當眞村長から行政報告の申し出がありました。これを許します。 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) それでは、9月定例会初日以降の私の行政報告を抜粋して報告させていただきます。なお、9月は村内各区で敬老会などの多くの行事に参加させていただきましたけれども、時間の都合上、割愛させていただきます。また、あわせて議長の報告と重複する点もございますが、御了承くださいますようお願いいたします 9月10日、9月定例議会初日でございました。20日までの会期でございました。その間、決算審査特別委員会が13日から19日までございました。 24日火曜日、村育英会臨時総会がございまして、入学支援金制度の拡充について決定したところでございます。 25日水曜日、北部地区軍用地等地主会長協議会の要請行動ということで、中南部との軍用地料の単価の格差、是正に向けて今年度も要請を行っております。 26日木曜日、村招聘セミナー交流会がございました。これはサーバーファームへの企業誘致活動の一環でございますが、20者32名の参加がございした。 30日月曜日、衛藤沖縄及び北方対策担当大臣と市町村4団体代表及び各圏域代表との懇談会ということで、北部市町村会長として参加させていただいています。その後、県の町村会の正副会長会議がございましたが、その後も内閣府参事官と意見交換を行っております。 10月に入りまして2日、「Rio Park Ginoza号クロージング式典並びに村と株式会社ソラシドエアとの包括連携協定締結式ということで、昨年1年間「Rio Park Ginoza号」ということで、ソラシドエアの機体にタッピングなどをしてピーアール活動をしましたけれども、それが終了しまして、これからは費用は発生しないのですが、ソラシドエアの主催のイベントへの参加、また機内誌などへの宜野座村のピーアールなどを行うということに決定しております。 8日火曜日、令和元年度、宜野座村建設業者受注機会の配慮についてということで、議長を含め合同要請を行っております。 少し飛びまして19日土曜日、中部地区在住、宜野座村郷友会の総会に参加しております。 20日日曜日、第56回国頭郡陸上競技大会がございまして、結果としましては総合2位でございましたけれども、壮年の部が優勝しまして、伊江村に一矢報いたというところでございます。 26日土曜日から27日にかけて、第27回村まつり並びに美ら島花火大会を開催しております。2日間で延べ1万3,600人の来場者がございました。26日については、衛藤沖縄担当大臣と北部12市町村長との夕食懇談会がございまして出席しております。 28日から安全・安心の道づくりを求める全国大会が東京のほうでございまして、北部地区の代表の一人として要請行動を行っております。 31日木曜日、第34次世界のギノザンチュ子弟研修生受入事業の閉講式がございました。4名の研修生を送り出したところでございます。 11月に入りまして1日、県の畜産共進会がございました。9月26日に北部地区の畜産共進会において若雌2類で優等を獲得しました平田 力さんが保有するおはな号が出品されまして、県で3位という結果がございました。同日、村の教育の日の式典を催しております。ウエイトリフティングのオリンピアであります吉本久也さんから貴重な講演をいただきました。 4日月曜日、県移民の歴史啓発事業ウチナーネットワーク劇場ということで、本村の名誉村民でございます伊芸銀勇先生の物語を鑑賞しております。 7日木曜日、沖縄総合事務局の吉住局長が村内視察及び意見交換を行っております。 8日金曜日、県軍用地転用促進基地問題協議会の通常総会がございまして、私のほうが6年連続でございますが、副会長に就任しております。 17日日曜日、関東宜野座郷友会に出席いたしております。 翌日18日月曜日には宜野座のほうに戻ってきまして、人権啓発演劇鑑賞会のほうに出席し、挨拶などを行っております。 21日木曜日、先ほど申し上げましたけれども、県の軍転協の県外要請ということで、関係省庁、またアメリカの在日米国大使館のほうへ要請行動を行っております。また空いた時間を活用しまして、内閣府への要請行動、また防衛省関係職員との意見交換を行っております。 25日月曜日は先ほども申し上げております軍転協の県内要請を行いました。私のほうが団長となりまして、在沖米軍、そして米国総領事館へ要請させていただきました。 27日水曜日から全国町村長大会がございまして、出席しております。これにあわせて、北部12市町村で北部振興事業のお礼と継続要請、また衛藤沖縄担当大臣並びに内閣府幹部との意見懇談会なども実施しております。 12月に入りまして1日、村の文化祭が盛大に行われました。また、文化祭終了後、内子町の関係者と松田区において交流会が開催されております。 3日火曜日、人権の花の開花式が宜野座小学校でございました。 また、翌日になりますが4日水曜日、名護人権擁護委員協議会中学生人権作文発表会人権啓発標語コンテスト表彰式がございまして、挨拶をさせていただいております。 8日日曜日、北部市町村長と県保健医療部との意見交換会ということで新聞等にも出ておりましたけれども、北部基幹病院の整備に向けた意見交換を行っております。 そして本日10日火曜日、12月定例議会初日となっております。 以上で私の行政報告とさせていただきます。なお、各課の行政報告を添付してございますので、御参照いただきますようよろしくお願いいたします。以上でございます。 ○議長(石川幹也) これで村長の行政報告は終わりました。 △日程第5.一般質問を行います。  一般質問は会議規則及び申し合わせ事項により、答弁を含めないで30分以内とします。なお、1回目の質問及び答弁は登壇して行い、2回目以降の質問は質問席で、答弁は自席で行うこととします。 通告順により順次発言を許します。 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) おはようございます。議長の許可を得ましたので、2件について一般質問をしていきたいと思います。 まず最初に、環境美化の取り組みについて。(1)花の村づくり推進協議会の取り組み状況について。(2)歩道を設置されている村道で、植栽帯のない箇所の設置については可能なのか。または、プランター設置は可能なのか。(3)村道等に面して放置された村有地があるのかどうか。 2つ目に、健康づくりについて。健康づくり事業で新たな取り組みの効果は、どのような変化があるのか。ということで、2点について一般質問を行います。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) それでは平田嗣義議員の一般質問にお答えいたします。 まず1点目の環境美化の取り組みについてということで、その中の(1)花の村づくり推進協議会の取り組み状況についてでございます。花の村づくり推進協議会では、これまで村及び各区の取り組み状況について情報共有を図りつつ、次年度への計画について協議してきました。花の村づくり推進事業としては、通年各区への花の苗などを助成する事業を展開しております。また、村民一人一人の美化に関する関心を高め、村民一人一人が花づくりに参加し、各団体での共同作業を推進して、美しく快適な環境づくり、明るく豊かな農村地域活性化を図る目的で美化コンクールを実施しています。そのほか、観光協会では平成26年から毎年阪神タイガースの宜野座キャンプに合わせてフラワーガーデンを開催し、村を訪れる観光客などが快適に過ごせるよう、花いっぱいでおもてなしし、来村の機会を創出しながら、さらなる誘客アップに努めております。また、「やんばる花と美の風景街道パートナーシップ会議」に加盟したことで、宜野座村の国道、旧国道を含みますが、街道ルートに加えられ、北部国道事務所沖縄コンベンションビューローや関係機関と連携し、やんばる花街道として取り組んでいるところです。それから今年度はオープンガーデン実施委員会を立ち上げており、花の村づくり推進事業において、来年の2月ごろをめどにオープンガーデンの実施を計画しているところでございます。 次に、歩道に設置されている村道で、植栽帯のない箇所の設置について可能か、またはプランター設置は可能かということでございますが、現在村道の整備については、宜野座村道路の構造の技術的基準などを定める条例及び道路法に基づく道路構造令等により設計し、設置されております。その中で歩道幅員は2メートルを標準とし、植栽帯は1.5メートルを基準としているところです。したがいまして、3.5メートル以上の幅員が確保できるのであれば、植栽帯の設置も可能かと考えますが、通行者の多い道路につきましては、それ以上の幅員が必要になる場合もございます。プランターの設置につきましても、一時的な設置であれば可能かと思いますが、長期的な設置は歩道障害物となり、防護柵や標識などの設置同様、0.5メートルの幅員が必要となり、2.5メートルの歩道幅員が確保できれば、可能かと思います。 3点目、道路等に面して放置された村有地はあるかということでございますが、村道に面する村有地は多く存在し、利活用されていない土地も確認しております。場所や面積など、詳細については件数が多いため、全体把握はしておりませんが、今後状況などを確認していきたいと考えております。 健康づくりについてでございます。今年度は健診未受診者対策や糖尿病重症化予防など、現在実施している事業の拡充を計画しております。健康推進班の体制として、保健師はこれまで正職員2名、国保事業嘱託保健師1名の3人体制でしたが、今年度4月に1名増員となり、計4人体制となりました。うち、2人は新採用となっております。しかし8月より、正職員の一人が産休に入り、嘱託職員が退職したため、現在欠員が生じ、新たな事業に取り組むことは難しい状況でございます。現在はこれまで実施している事業をしっかりやっていくことに重点を置いております。また、昨年度よりスタートした国保インセンティブ事業により、保健指導面接の回数がふえ、これまで結果説明に対して無関心だった方が説明を受けたり、健康ウォークやいきいき健康フェスティバルへの参加動機となったりしております。また、包括支援センターでは、今年度より60代からの健康づくり教室、セラバンド教室を新規に実施し、希望者も多く、好評を得ている状況でございます。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) もっと詳しく質問をしていきたいと思います。 花の推進協議会の取り組み状況につきましては、ただいま村長からあったように協議会ということでやっているのですが、年何回持たれているのかどうか。 ○議長(石川幹也) 金武観光商工課長。 ◎観光商工課長(金武哲也) 7番 平田嗣義議員にお答えいたします。 年2回から3回、今年度においては4回から5回を予定しております。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 年に1回から3回というと、年度初め1回、そこまで具体的にお願いできますか。 ○議長(石川幹也) 金武観光商工課長。
    ◎観光商工課長(金武哲也) 続けて平田議員にお答えいたします。 昨年であれば、平成30年3月22日に美化コンクールの審査をしておりまして、平成30年10月3日に各区の取り組み状況について確認をしております。それから平成31年3月22日、こちらについても美化コンクールの審査。それから、久志オープンガーデンの視察を行っております。令和元年に入りまして5月17日に、こちらも各区、村の取り組み状況について確認をし、また今年度の取り組みの計画について確認をしているところでございます。その後、今年度についてはオープンガーデンを実施していきたいということで、オープンガーデンに関する取り組みについて、協議・調整をしております。6月10日、オープンガーデン実行委員会を立ち上げまして、オープンガーデンに向けた実施要綱についての確認、それから年間計画について協議・調整をしてございます。その6月10日に先進地研修といたしまして、お隣の久志地区のオープンガーデンについて研修を行っております。それから11月19日、こちらについてもオープンガーデンの機運を高める目的で、先進地であります南城市のオープンガーデンを庭主候補の皆さんと協議会のメンバーを含めて、視察をしてございます。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 今課長の説明を聞くと、何とかオープンガーデンを開設するための取り組みを強化していこうということではあるのですが、それも非常に大事なことではあるのですけれども、協議会の中で、まず商工会、観光協会は入っていますか。 ○議長(石川幹也) 金武観光商工課長。 ◎観光商工課長(金武哲也) 続けて平田議員にお答えいたします。 花の村づくり推進協議会においては、観光協会については含められておりますが、商工会については構成メンバーには入ってございません。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) わかりました。協議会も今年度はオープンガーデンについての話し合いを重点的に行ってきたということではあるのですけれども、やはり地域環境というのは、オープンガーデンは個人個人の庭ということで、これも意識を高めるための大きな手段ではあるのですけれども、地域を盛り上げるための推進をどのようにしたらいいのかということでの議題という取り組みはしていないですか。 ○議長(石川幹也) 金武観光商工課長。 ◎観光商工課長(金武哲也) 続けて平田議員にお答えいたします。 この花の村づくり推進協議会の協議の中において、どうしたら観光美化形成に向けた取り組みができるのかという状況についても、各区の区長、それから関連する各課の課長の皆さんから意見を聴取して、どういった取り組みの中で住民を巻き込んだ美化活動ができるかというところについても検討はしております。がしかし、やはり住民の意識を高めていくという、住民の意識改革についてはかなり難しさもございますので、その辺どういった形でやっていければ、本当にそういったことが可能なのかというところに今重点を当てて行っているところです。その一助となるべく、今回オープンガーデンを実施して、花好きな庭主を巻き込みながら、そういった影響を含めていろんな区民、村民に対して花づくりの大切さについて共有していただきたいという趣旨で行いたいと考えております。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 多分住民を生かしてもらうというか、非常に難しいところもあるかと思うのです。だけれども、前私、3月でしたか、その前でしたか、この場で一般質問の中でも申し上げましたけれども、まずは地域の人を、こんなに頑張っているんだよ、こういう場所にはこういうふうにあるんだよということを、まず広報で月一回でもいいから、その場所を流したらどうかという話もやりましたけれども、こういうことをすることによって、こういう頑張っている人たちがいるんだ、こういうふうに小さいことだけでもできるんだということがあると思うのですけれども、広報もよく見るのですが、毎回載っていない状態だと思うのです。広報というのは、あくまでも村の行事を知らしめるということで、大きな役割を果たしているとは思うのですけれども、結局そういう取り組みをやっている人たち、あるいはそういうところはきれい、こんなにしてよくなっているというのを知らしめるためにも、非常にいい効果が出てくると思うのです。だからそういうのは、花の村づくり推進協議会の中で話はないですか。 ○議長(石川幹也) 金武観光商工課長。 ◎観光商工課長(金武哲也) 続けてお答えいたします。 議員の御指摘を受けてと申しますか、その点については協議会の中でも話し合いが持たれております。それでいろいろ広報担当の企画のほうとも協議・調整をしてまいりました。がしかし、これまでいろんな行事が多くございまして、その点の記事については取り上げられなかったことがございますが、今回個人で頑張っている方を広報紙で紹介ということで、12月号には取り組んでいけるという状況で、今記事を確保している状況でございます。 ○議長(石川幹也) 山城副村長。 ◎副村長(山城智) 続けてお答えします。 今の質問につきましては、たしか去年の12月議会でしたでしょうか。私も答弁したことがあります。その件に関しましては私もとても同感でありまして、そのようにしてまいりますという答弁をしておりまして、広報担当には直接私からもシリーズものとして、今おっしゃったように頑張っていらっしゃる皆さんを毎月紹介していったらどうかということで話はしてきました。今回の11月号には間に合いませんでしたけれども、早速12月の広報に掲載されていると思います。引き続き、まだたくさんのボランティアがいらっしゃいますので、逐一そういった皆さんを紹介していきたいと思っております。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) ぜひこういう小さいことを村民に知らしめる。こういう地域ではこういうことをやっているんだよ、こういう地域ではこういうふうになっているんだ、ここはこんなだったけれども、こういうふうにやったからきれいになったんだねというのは、当然住民を盛り立てる大きな役目だと思うのです。今課長も副村長も予算の件でいろいろありましたけれども、村長にお伺いしますが、村の広報は村長の権限なのです。政策的にこれは動いているわけなのです。ここを重要視ということになれば、当然載せることは可能だと思うのです。予算はあるというのはわかります。だけれども、やはり政策的に地域を盛り上げていこう、花の村づくりを推進していこうという強い意志があれば、この分いいよ、カットして。あるいはページをふやしてということもできるかと思うのです。その辺の村長の意志というのは、どうですか。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えいたします。 今副村長、また観光商工課長からありましたとおり、そういった紙面づくりに向けて取り組んでいこうという話はありました。ただ、やはり村の行事等も多くて、そういったものも周知していかないといけないということの中で、検討委員会の中で協議しながらやってきたと思っております。今回12月号から掲載するということでございますので、それを含めて紙面を確保すべきなのか。そのあたりを再度内部で協議して、進めていきたいと思います。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 環境美化というのは非常に大事なことで、お互い生活をするために心が豊かなっていくという。見て気持ちがいいなというだけでも健康にもなるということで、ぜひその辺の取り組みを今月号ということでもあるのですが、取り組んでいただきたいと思います。 2番目の歩道設置の植栽帯、あるいはプランターの件なのですが、わかります。道路をつくる場合に、歩道がこれだけなければ障害物になることは理解できるのですけれども、今の村の歩道というのは、宜野座区の中原線がちょっと大きな歩道ができているのかな。それ以外はほとんど規定の歩道だと理解しています。そこで、沿道ということになると、やはり地域住民はこちらにプランターを置きたいんだけど、以前はあったけど、あれば花も植えたいんだけどという意見もあります。そして、従来の旧国道もある程度増員は、歩道は大きいのかな。そこら辺もやはり宜野座村のメーンストリートということになると、やはり植栽帯がないところ、あるいはここは植栽帯をつくってもいいというところはあると思うのです。あるいはプランターを置いてもいいということもあると思うのですが、その辺必ずしもこの歩道の幅員であれば、できないという限定ですか。それとも、ではここはやはり必要だというのだったら、そういう方法でつくるという方法もあると思うのですが、その辺の見解はどうですか。 ○議長(石川幹也) 河上建設課長。 ◎建設課長(河上正秀) 7番 平田議員にお答えします。 今確かに議員がおっしゃられましたとおり、標準は2メートルの歩道、そして植樹帯は1.5メートルとございますが、言われるような主要幹線とか1級村道とかにつきましては、道路の幅員ももう少し大きくしたり、あと歩行者の数も多いですので、もう少し歩道も大きくして、そして車道と歩道を明確に分けるために植樹帯を設けたり、あるいは植樹桝を設けたりという道路のつくり方をしております。その他の道路につきましては3種5級という道路になっておりまして、ちょっと等級が落ちる道路なのです。それにつきましては、各区のほうで用地買収をお願いしているところでありまして、やはり用地買収の面積も増えてきますので、その辺の合意が得られれば植樹帯、植樹桝をセットした道路はつくれるものと考えております。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 村道の植樹帯については各区が負担となってはいるのですけれども、結局お金の問題になってしまったら大変かと。今ある状態というのは既設の道路ということで、恐らくちょっと歩道を広げるということも非常に厳しい状態だと思うのです。だけれども、そういうところにプランターを置いたら障害物になるというのは当然ありますが、やはりそこは置いてもメーンとしていいかというところもあると思うのです。以前は惣慶の中央線、全部置かれてありました。セメントの鉢でありました。今は全部公民館の塀のところで、公民館のところは公民館のところで置かれていますけれども、以前こういう中央線がありましたが、ここを通ったら花がみんなないわけです、どちらかと言ったら。だけど、あれば住民はやっていくという体制もつくれると思うのです。だからそこら辺は既設のあれだけでも、やはり置くことができないという限定なのか。その辺置いても別にということでできるのか。惣慶の中央線というのは一例です。一例ですが、その辺はどうですか。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えいたします。 惣慶の中央線については、議員がおっしゃるとおり以前はコンクリートのプランターが設置されていたというのは認識しておりますけれども、ただやはり補助事業で道路を整備した上で、恐らく歩道も小さくなってということもあるかと思っております。プランターの設置については、やはりこの場所だとか幅員もそれぞれ場所によっては違うような状況もあるかと思いますので、そのあたりについては現場を確認した上で対応できるのかどうかということは検討したいと思いますが、先日交通安全推進協議会に平田議員も出席されていたかと思うのですけれども、現在シニアカーを利用されている方なども今いらっしゃいます。そういう方は車道ではなくて歩道だという話をお互い確認したかと思いますけれども、そういうことなども踏まえて考えた場合に、そのプランターが果たして通行の支障にならないかというようなこともやはり協議していかないといけないと思うのです。ですからそのあたりをどうするかということが、一つ大きな課題です。さらにもう一つ加えれば、そのプランター設置は、例えば可能な場所があったとしても、その管理をどうするかということもまた関係してきます。ですから、地域の皆さんが協力しながらそういうことでやっていくということであればいいと思うのですけれども、ただ物は置かれているが、ほったらかしというようなことになると、またそれは本来の目的を達成できませんので、そのあたりの維持管理の部分も協議していかなければならないと思っています。 あと先ほど旧国道の話もありましたけれども、そこのエリアについても各地域に委託管理ということでお願いしているところでございますので、そのあたりについては植樹桝がある程度しっかりと配置されていると思います。ここが足りないということは、先ほど新たな植樹桝の設置についても御意見がありましたけれども、いろいろと補助事業を使ったり、また国から移管されたりというようなこともありますので、そのあたりは新規でそういう整備ができるのかというのは、内部で検討はしないといけないと思っております。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 村長がおっしゃるように、去る交通安全推進協議会の中ではシニアカーは歩道を通るというのが原則ですということでありました。そうすると、やはり歩道にこれを設置したらどうかというところもあるかとは思います。その辺は障害になるところについては、やはり避けなければいけないだろうと理解します。だけれどもそうではない、ここはやはり必要だというところについては、ぜひ村長がおっしゃるように検討して、設置していただくような体制を考えていただきたいと思います。 そして大きいところといったら、インターからバイパスができて、バイパスから旧国道までの出口、ここについての歩道は非常に大きいですよ。珍しいぐらい。だからそういうところだったら、そういうものが可能なのかと。やはり国は国なりの基準でつくられているから、そこには厳しいのかということがあるのかと非常に疑問なのです。だからそういうところだったら植裁帯をつくって花木を植える。一番メーンとなる、インターから出てくるという体制になりますので、電光掲示板があるところまでは非常に明るいです。でも、ここに来たら花もない。逆に言ったらみすぼらしいという状況になるのです。だからそういうところも含めて、いろいろ検討していただきたいと思います。非常に今申し上げた場所、バス停があって、この広っぱは道路公団のときは草が生えて、いろいろやられていたのですけれども、そこをどうにか花でつくり上げるという体制というのは可能なのか、どうなのかと思うのです。いずれは維持費がという話で村長はくると思うのですけれども、そこら辺を観光協会、あるいは商工会、そういう大きい団体と連携して呼びかけて、雰囲気をみんなでつくろうという体制づくりは可能なのかと思うのです。その辺の推進協議会、あるいは村長としてはどう考えているのか。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 今高速のバス停の裏側というか、バス停の前あたりの緑地帯については、やはり村としてもいろいろとピーアールできる場所かと思っています。ただ、後ほど別の議員からも質問がございますけれども、村道等の管理については今人員不足等もございまして、手がなかなか回せないような状況もございますので、そのあたりについてはボランティアでやれるのであれば、村としてはしっかりと支援していきたいと思っています。今年度から景観団体の指定をすることで、そのエリアの支援だとか経費の補助という制度も立ち上げておりますので、また花づくりの協議会の中でも各委員などもいますので、そういった声かけなどについても検討をさせていただければと思います。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) ぜひ村長がおっしゃるように、こちらが一番メーンになる場所なのです。高速から出てきてということになると、電光掲示板のあるところまでは非常ににぎやかで明るいという体制で、向こうは下も花が置かれていて非常にきれいなのです。だけれども、一方こちらに来たら「わっ」という格好で、ヤシは植えられていますが、逆に言ったらヤシがあって初めて下に花があれば、余計浮き立ってくるのかとも思いますので、ぜひそこら辺も検討していただきたいと思います。 そして村道の件の後方地の件なのですけれども、住民からも言われまして向こうをちょっと確認しておきたいのですが、前に副村長にもお話ししましたが、サンパークの入り口のところは、あちらは村有地ですか、区有地ですか。 ○議長(石川幹也) 山城副村長。 ◎副村長(山城智) 今議員がおっしゃるところは村有地であります。村道を整備する際に村が購入して、現在は村有地となっております。 ○議長(石川幹也)  暫時休憩します。             (10時45分) 再開します。               (10時47分) 山城副村長。 ◎副村長(山城智) 続けてお答えします。 先ほどの村が購入したというのは、訂正お願いいたします。そのサンパークの住宅整備をされるときに、その業者から無償で譲渡を受けたところでございます。現在は村有地でございます。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) わかりました。そこを居酒屋のてんぷすがあって、インターネットでも大分宣伝されていて、村外の人たちが訪れてくる場所なのです。だから今観光ということで非常に呼びかけている中でありますので、以前はあのガジュマルの下は耕されて、花が植えられて、一時はきれいだったかと思うのですけれども、今は草が生えていて、生えるにしても明るくないという格好になっているんです。そういうところは、やはり花の村づくりとして動くという体制であれば可能なのです。だからそこをまた村長が、管理は誰がするのかという話が出てくると思うのですが、以前は住民がやっていたみたいなのです。住民が花を植えたり、いろいろやっていたみたい。だけれども、もう草が生えてしまって、いろいろあって、今放置されているような状態。もうこれでは目も当てられないというような状態なのです。そういうところは、やはりメーンとなる観光地ということであればできると思うのですが、その辺やる体制というのは可能ですか。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えいたします。 その場所につきましては、今平田議員からもありましたけれども、サンパークのエリアに住む住民の皆さんがそこのエリアを管理していたという経緯がございます。また近年なかなか、高齢化なども含めて労力が不足していて、この場所についてはちょっと管理が厳しくなったということを役場のほうに、その中心となっていた方から話があったようです。我々としても、その場所についてもやはりきれいな、以前のような環境づくりというのはやはり求めているところでございまして、我々の認識としましては今中原線については宜野座区がこのエリアの管理をしておりますので、まず区の中で、その道路沿いでございますから、一緒に管理できないかということを。もともと地域住民がやっていた話でございますので、まずは区のほうに投げかけてもらえませんかということで、今提案しているところでございます。また、実際そういうふうに区で動くということであれば、先ほど申し上げましたけれどもさまざまな支援を準備していますので、そのあたりは協力していきたいと思っております。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 区の連携をとるのも大事だと思います。ただ、推進協議会というのは区長が入っているわけなのです。だからそういう中で具体的な話し合いをするというのが大事だと思うのです。わざわざ区に行ってどうのこうのではなくて、推進協議会の中であれば、ここは以前こうだった。だけど今はもうこうなっていると。だからそこら辺をみんなで取り組んでいこう。では取り組む前には何が必要なのかと。結局今はもう更地で空いているわけですから、これを手をかけれと言ってもなかなか区も頭が痛くて、できる体制ができないと思うのです。だからそこら辺は、では村はちゃんとやるから、あとは管理は区でできるのか。あるいは地域の皆さん、サンパークの皆さんでそういう連携をつくってもらえないのかという話は、投げることは可能なのです。だからそういう取り組みを推進協議会の中で話をするというのはできると思うのです。その辺はどうですか。 ○議長(石川幹也) 山城副村長。 ◎副村長(山城智) 平田議員にお答えします。 おっしゃるとおり村づくり推進協議会の中では、具体的と申しましょうか、細かい場所場所の話し合いというのはなかなか時間の都合上されておりませんけれども、そういった話が出るのであれば、先ほど村長が申し上げましたとおりしっかりと初期整備が必要であれば、村の方でしっかりと整備して、その後の維持管理については区なり、その地域住民がしっかりやるということであれば、これはこういった協議会の中でもしっかり話し合っていきたいと思います。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) ぜひ推進協議会というのは年二、三回、あるいは今回は四、五回ということでありますので、そういうものを議題に上げて、ぜひやっていただきたい。観光推進課については、恐らく来訪者がどこどこをある程度回っているというのは理解できると思うのです。ましてや、今回オープンガーデンを2月にやろうという計画を持たれているというのであれば、村は道路沿いはどうなのか。まずは点検して、ここはやはり必要だ。ここは整備したらいいのではないかというのは、できると思うのです。だからそこら辺まで踏まえて、ぜひ点検していただいてやっていただきたいと思います。 そして、先ほど旧国道の話をやりましたけれども、中学校の入り口から上、バイパスの信号機のところまで、地域住民が花をつくろうとしてもなかなか厳しい状態なのかと思うのですけれども、そこを見てみたら土が余りよくないのです。みんな見ても石ころなのです。そこら辺の土の入れかえをして、周囲の人たちに「土の入れかえをするよ。花は皆さんで管理してくれないか」というような体制づくり、これも推進協議会で必要だと思うのです。だからそういう体制は、村としては可能なのかどうか。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 基本的にそのエリアについては、管理については各地域に委託しておりますので、その内部での協議もぜひしていただきたいのですけれども、もともとの土の状態が悪いということであれば、その入れかえについては村のほうでも前向きに検討していきます。ただ、まずはその場所についても、やはり区も連携をとりながらやっていくということは当然必要かと思いますので、ぜひそのあたりについては御理解いただきたいと思います。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 区も連携してやるというのはわかっています。だから維持管理、草刈り、いろいろ区が責任を持ってやっています。だけれども、最初のものが区でやれと言ったら余りにも…。だから花の村づくりの中で、どんな論議がされていて、どんな話し合いがされていて、今後環境美化についてどういう取り組みをしようとしているのかというのが、なかなか見えない。逆に今まで、そこまでは至っていないのではないかと。だからそこら辺を担当課もしっかり、いかに住民が花の村づくりに共感を持って、やっていこうという心を湧き立てる体制がつくれるのかというのは大事だと思うのです。だからそういうところは、ハードについてはちゃんとやりますと。そしてソフトについては、みんなでつくりましょうという体制というのは大事だと思うのですけれども、その辺は村長、もう一回お願いします。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 今議員からあった、やはりみんなで村の花をつくっていこうという雰囲気づくりをするというのは大変重要だと私も思っております。ただ、ハードが何なのか、ソフトが何のものかというのはちょっと抽象的なので、具体的な話になるとこれは皆さん、そう答弁しただろうとなるとまたちょっと問題が出ますので、そうですねという答弁はしづらいのですけれども、いずれにしましてもその植樹帯の土の状況がもともと移管する前から悪いと。それはぜひ入れかえをしてくれないかということであれば、しっかり村でもやっていきますし、やっていきたいと考えています。ただ、先ほどから申し上げていますけれども、そのときにはやはり維持管理については区も今やっていただいておりますので、区もかましながら、一緒にそういうことをやると。もともとの原因者負担という言い方が適切かわかりませんけれども、そういう部分については、村でしっかりと改善を図っていきたいと思います。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) ぜひやはり村民全体で地域の環境をよくしてこう。あるいは心を豊かにしていこうというのはみんな思っておりますので、ぜひそういう取り組みを推進協議会の中でも話し合いをして、村も村なりに取り組みをして、やはりここは村がしないといけないというものについては、ぜひ村で取り組んでいただく体制をやっていただきたい。そして、商工会はメンバーの中に入っていないということでありますので、商工会も一緒に入れて、一つは商工業が道路に面していますので、やはり道路に面している業者が協力していけば、この沿道というのはよくなっていく体制もありますので、ぜひ商工会も会員の中に入れて、観光協会も一緒になって、村民が一つになって、いかにしたらこれができるのかということも含めて、入れる体制というのは可能なのかどうか。 ○議長(石川幹也) 山城副村長。 ◎副村長(山城智) 平田議員にお答えします。 商工会の件につきましては現在メンバーには入っておりませんけれども、商工会との行政懇談会等で多くの商工会の会員の皆様が集まりますので、その場合においてもぜひ花の村づくりについて御協力をお願いしますということで、できれば里親というのですか、オーナーというのですか、そういったことも踏まえて御検討をお願いしますというは常々申し上げているところなのですが、先ほどありました村づくり推進協議会のメンバーには、ぜひまた商工会のほうも一緒にメンバーとしてやっていきたいと思っております。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 村の団体全体が一つになって、環境づくりをしこうという雰囲気をぜひつくり上げていただきたいと思います。 先ほどからオープンガーデンの話がありましたけれども、余り気負う必要はないと思います。初めのスタートですので、個々人は自分の家には入れたくない、入ってもらいたくないというのがある程度、大多数の本音だと思いますので、余り無理強いしないで、できるところからということで、せめて一地域ではなくて、村内6地域ありますので、6地域せめて1つか2つでも可能であればということで、余り気負わないでやる体制というのが必要だと思うのですが、その辺はどうですか。 ○議長(石川幹也) 金武観光商工課長。 ◎観光商工課長(金武哲也) 続けて平田議員にお答えいたします。 議員のおっしゃるとおり最初から気負いすぎると、また庭主に負担をかけてしまうというところもありますので、その辺はしっかり留意して、庭主のほうとも協力体制について調整をしているところでございます。歴代の美化コンクールの受賞者だとか、あと各区の推薦する方にオープンガーデンの参加を呼びかけて、今現在15件ほどの皆さんと調整しているところです。2月オープンガーデン、15件ほどできたらいいのかと考えております。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) ぜひ住民も巻き込んで、花の村づくりがもっともっと明るくなって、そして村内外が変わったなという雰囲気がつくれるような体制を頑張っていただきたいと思います。この件は終わります。 健康づくりについて、新たな取り組みの効果ということでありましたけれども、なかなか新たな事業というのはできなかったというようなことで村長からありましたが、具体的に、新事業というよりも今までやっているものについて質問していきたいと思います。先ほども村長からありました保健師、4月から増員して4名体制。嘱託まで入れて5名体制ということで、健康づくりのほうではやられているということであるのですが、業務分担はどのような分担の仕方で動かれているのか。 ○議長(石川幹也) 野辺健康福祉課参事。 ◎健康福祉課参事(野辺あやの) 7番 平田議員にお答えします。 基本的に業務分担としては、地区分担をしております。松田区と惣慶区、福山区を1人の保健師が担当しておりまして、宜野座区、漢那区、城原区ということで、もう1人の保健師が担当しております。今年度に関しては、先ほど村長からもありましたように8月に1人の職員が産休に入るということでしたので、この地区分担のやり方をしております。あと国保の嘱託の保健師に関しては、また国保事業でヘルスアップ事業とか、その事業の担当となっております。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 実際5名の中で、現在は何名で職員は対応されているのか、お願いします。 ○議長(石川幹也) 野辺健康福祉課参事。 ◎健康福祉課参事(野辺あやの) 引き続きお答えします。 すみません、数の訂正をします。正職員が3名で嘱託職員が1人ですので、4名体制になっています。今現在は1人産休に入っておりまして、正職員2人、嘱託1人という形になっております。すみません、嘱託が8月に退職したのですが、12月にまた採用になりました。実際欠員としては、正職の産休補充です。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) つまり4名のうち2名しか動いていない状態ということになると、方針として村長の政策の中で健康づくりは重要視だということで職員をふやして取り組んで来ましたけれども、今の状態であったら従来の同じシステムになっているのかと思うのですが、そこら辺はうまく稼働しているのですか。 ○議長(石川幹也) 野辺健康福祉課参事。 ◎健康福祉課参事(野辺あやの) 引き続きお答えします。 今基本的に業務の優先順位を決めてやっております。特定保健指導とか、赤ちゃん訪問とかそのような形で、まず基本的に絶対やらないといけないものを優先して、優先順位でやっております。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) わかりました。非常に参事としては辛い体制で動いていると感じますけれども、今2人欠員ということになると、インターネットでも見ましたが、今募集をかけられていました。県にも聞いてきました。保健師は、看護師はと言ったら、今は県でも不足だということなのです。その中でこういう状態でいくと、村が考えている健康づくりというのは可能なのかと非常に疑問です。その取り組みを強化する体制は、村長はどうお考えですか。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えいたします。 やはり健康づくりは重要だということで保健師を増員した、そういう採用したという経緯はございますが、現状としまして産休とかそういうものというのはなかなか、それぞれ本人の権利がありまして、また行政としては働きやすい環境づくりという意味では支援をしていかないといけませんので、そのあたりはやむを得ないような状況があるのも現実でございます。ただ、今村が求めている健康づくりが果たしてできるのかということと、またでは職員を増員して採用するのかというのは、やはり今後検討を要する部分だと思います。そのバランスについては、財源の問題等もいろいろございますので。 今後の課題というか、検討事項としては、今正式な名称を忘れましたけれども、この委託業務をすることで、その成果が得られるようであれば、その委託料を支払うというような新たな制度というか、そういう委託事業がいろんな分野で出てきております。健康づくりについては部分的なものについては、そういう委託事業というのも可能ではないかということで私は考えておりまして、先ほどありました優先順位をつけてやらないといけないところは保健師でしっかりとやりながらも、新たな部分というのはそういったノウハウ、スキルを持っている業者に委託するとか。以前に健康プロジェクトというのがありましたけれども、あれは最初からメニューが決まっていて委託でしたが、今の新しい制度については委託して、ある程度効果が発生した場合に、その委託料を支払うというようなものも出てきておりますので、そういった役割分担をしながら、健康づくりについては取り組んでいくことも必要だと考えております。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) それもどうかと思うのですが、結局これだけは必要ですということで確保してやってきたわけですので、なぜ嘱託の人が募集をかけてもいないのかと。ただ恐らく保健師が、県は厳しいですということではあったのです。そこで県には話はしなかったのですが、前にも申し上げたことがあるのですが、専門職で22万円なのです。そういう体制ではなかなか厳しいところもあるのかと思ったのですけれども、それとは全然違うのですか。 ○議長(石川幹也) 野辺健康福祉課参事。 ◎健康福祉課参事(野辺あやの) 引き続きお答えします。 12月1日に嘱託保健師は1人見つけております。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 1人増員してできるということでありますので、ぜひ引き続き、ずっとこれをつないでいくわけです。産休に入ったら、育休入るといったら、約2カ年ぐらいは休まなければいけないというのは権利になりますので、そこの辺は含めて理解していますけれども、結局それにかわる嘱託を見つける体制というのは大事だと思うのです。だからその辺、報酬がどうかというのもちょっと気になりますので、ぜひ今回会計任用の中で出てくると思うのですが、その辺も含めて御検討をしていただきたいと思います。 そして実際今インセンティブも使って、今回最高で5,000円ということでありましたけれども、現段階、特定健診の受診率というのはどのように変化しているのか、お願いします。 ○議長(石川幹也) 野辺健康福祉課参事。 ◎健康福祉課参事(野辺あやの) 引き続きお答えします。 特定健診の受診率は、平成30年度が54.6%、今年度11月の段階では43.9%となっております。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 3月いっぱいまでということで、まだまだ自分で行かれる人もいらっしゃるということではあるのですが、やはりそれにしても少ないなと。県でも非常に宜野座はトップのほうで、60%近いパターンで動いてはいるのですけれども、やはりそうであっても43.9%ということでまだまだ低い状態でありますので、ぜひその辺の取り組みを強化していただきたいと思います。 そして結果説明を各区でやられていると思うのですが、実際第一段階の結果説明、各地域とも何%ぐらい参加されていますか。 ○議長(石川幹也) 野辺健康福祉課参事。 ◎健康福祉課参事(野辺あやの) 引き続きお答えします。 結果説明会に関しては、全体が対象にはなりませんので、保健師とか栄養士とかが電話連絡をして、コンタクトがとれた方を予約をとって呼ぶ形になります。ちょっとパーセントは出していないのですが、結果説明会の来所者としては、今年度は152名の方が参加されています。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) それにしても村では約1,200人該当者がいたかな、そのうちの152人と言ったら、ちょっと異常のある人たちの話だとは思うのですけれども、結果説明というのは、私は全員参加してちょうだいという呼びかけだと思うのです。各区に集まってというような話は。そうではないですか。 ○議長(石川幹也) 野辺健康福祉課参事。 ◎健康福祉課参事(野辺あやの) 引き続きお答えします。 本来ならば全員に結果説明をするというのが本当だと思うのですけれども、やはりマンパワーとか、先ほどの優先度で病院受診を勧めないといけない方とか、あと特定保健指導の対象者であるとか、あとは病院に通ってはいるのだけれども、コントロールの悪い方とか、その方たちを優先で呼び出しておりますので、全員に来てくださいという形の呼びかけではありません。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 異常のある方ということではあるのですけれども、できたら全員に呼びかけて、村の健康がどうなのかというのをみんなに知らせる体制というのは各集落単位でやられているから、ぜひその辺は次回検討していただきたいと思います。 そして、健診というのは早期発見、早期治療がメーンとなっているのですけれども、この特定健診を受診して、何カ月後に受診者に届くのか。その辺お願いできますか。 ○議長(石川幹也) 野辺健康福祉課参事。 ◎健康福祉課参事(野辺あやの) 引き続きお答えします。 健診受診の日から、約1カ月半から2カ月で本人に届くことになっております。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) そうです。大体2カ月、私も5回、6回受けていますが2カ月後しか来ないということです。人間ドックでしたら2週間、あるいは3週間では届きます。その辺の方法として、必ず役場に来ないと受けられない。村民に届かないということで、今役場のほうで総括してやっていると思うのですけれども、これを二部つくる体制というのは可能なのか。役場と直接本人にという体制で、可能なのかどうか。そして早期発見、早期治療ということであるのですが、やはり2カ月後に再健診してくださいということで来る人たちが大分いらっしゃると。受診したら手術ということで、何名かこれも聞いたのですけれども、その辺可能だと思うのですが、やはり異常が出たという人に対しては、1週間か2週間でダイレクトに送る体制というのも必要だと思います。その辺の取り組みはできるのか、できないのか、お願いします。 ○議長(石川幹也) 野辺健康福祉課参事。
    ◎健康福祉課参事(野辺あやの) 引き続きお答えします。 極端に採血のデータが悪い方というのですか、極端に異常値になった方に関しては、健診機関のほうから直接本人のほうに送っております。完全に健診結果はそろっていないのですが、早い時期に受診してくださいということでの通知が行くようになっております。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 役場としてはそういうふうにやっているということで理解しているかもしれないですけれども、実際村民に聞いたら「いや、2カ月ですよ」ということがあって、やはりそれは遅いと。誰が判断するのかというのが非常に気になるという体制があるのです。やはりもう少し委託されているところと具体的に詰めて、早期発見と言っているので、その辺は徹底してやっていただく体制というのをお願いしたいと思います。 そして高齢者、74歳までは国保、それ以後は長寿ということで健診をされていて、今60歳以上の人たちが非常に厳しい状態だと思うのです。厳しいというのは、健康づくりに対して非常に厳しい状態であると思うのです。医療費もこの年齢が非常に大きいということで、ここら辺の連携をして、上の人たちの取り組みを強化する体制というのはできるのかどうか、お願いします。 ○議長(石川幹也) 平田健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(平田義史) 7番 平田議員にお答えします。 60歳からの皆さん、60代、70代の皆さんという形で、平成31年から新たにセラバンド教室、転倒予防教室を実施してきました。かなり最初から関心が高くて、当初募集30名の定員に対して60名の応募があって、45名の皆さんを決定して、9月現在、今男性89%、女性93%と、教室へ参加してもらっています。この60代、70代の皆さんが健康であるということは、やはり75歳以上の後期高齢者制度に移っていくときに介護予防の観点からも、その世代の人たちが健康であれば、医療費の抑制、健康な村づくりにつながっていくと思うので、その辺の体制も次年度以降、またさらに強化できるように取り組んでいきたいと思っています。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 今取り組んでいることに対してどうのこうのではなくて、結局今の年齢の人たちが非常に厳しい状態に置かれていると。この人たちを今どうするのという話なのです。だからその辺の取り組みをお願いしたいと。 そして今国でも来年度から一体化事業ということで、国保、後期、介護が一つになって、年配の人たちをどうにか健康づくりにつくり上げていきたいということで、今回県でも委託事業ということで取り組んでいるのですけれども、宜野座村はそれに手を挙げる意思があるのかどうか、お願いします。 ○議長(石川幹也) 野辺健康福祉課参事。 ◎健康福祉課参事(野辺あやの) 引き続きお答えします。 次年度からの事業として、この高齢者の保健事業と介護予防の一体的な事業の実施ということがうたわれております。これは沖縄県後期高齢者医療広域連合において実施されるものですが、広域連合から市町村が委託を受けるということになっております。後期高齢者医療広域連合としては、令和2年度は5カ所の市町村と委託予定、次年度より9カ所、令和6年度までに全市町村を実施するという予定になっております。その中で、課内でこれをどうしようかということで話し合いを持ちましたけれども、次年度もやはり職員の産休、育休があって、人員補充ができるかどうかわからない状況。また補充できたとしても、新たな業務に取り組むというのはやはり厳しいのではないかということで、令和2年度は先行してやる市町村の状況も聞きながら、また村に合った方法、どういう方法があるのかというのも考えながら、令和3年度以降に実施していきたいと考えております。 ○議長(石川幹也) 平田嗣義議員。 ◆7番(平田嗣義) 非常に厳しい状態ということは、私も理解はしております。今60歳から上の年配の人たちを、いかに健康づくりでやっていくのかと。今若い人たちがやっているのは、将来高齢になっても健康でいける体制ということで重視されています。だけど今実際、医療費を大分使っているのは年配の人たちなのです。ここをどうにか抑えないとどうしようもない格好でありますので、国もそれを対策したいということで、来年度から一体事業というのを推進しております。今参事からあったように後期高齢者医療広域連合のほうでは、来年度は5市町村ということでありましたけれども、今参事がおっしゃって非常に厳しい状態の中でという話がありますのでその辺は理解しますが、ぜひ令和3年度においては、あんなにたくさん保健師も、ほかの市町村に比べれば非常に増員されて、配置されていて、健康づくりに対して村長の政策の中でも取り組んでいこうという意気込みが見えますので、その辺をぜひ次年度、令和3年度からは取り組んでいくという方向でできるのかどうか。課長と村長、お願いします。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 この件については、やはり今議員がおっしゃるとおり一体的な事業として取り組んだほうが、長いスパンで健康づくりというのが連動しながらできるということでのメリットはあると思っておりますけれども、今私のほうも少し勉強させていただきましたが、この広域連合のほうは委託事業費を交付するという形で、実際にやるのは我々市町村という状況がございまして、今参事からもありましたけれども、保健師を増員したものの、またそういった産休、育休などもございます。また単発の採用というのはなかなか難しいところも正直あるのです。嘱託でも継続的に採用ということであればチャレンジする人は多いのですが、何年限り、何年限りと短いスパンだと、なかなか人が来なかったりするという現状もございますので、そういう現状を踏まえつつ、検討はしていきたいと思っております。効果としてはあるだろうというのは認識しておりますので、人員確保の問題も含めて、令和3年度にできるかどうかということを内部で検討させていただければと思います。 ○議長(石川幹也)  暫時休憩します。             (11時24分) 再開します。               (11時24分) これで平田嗣義議員の一般質問は終わりました。 暫時休憩します。             (11時24分) 休憩前に引き続き会議を開きます。                      (11時35分) 順次発言を許します。 當眞嗣則議員。 ◆9番(當眞嗣則) 皆さん、こんにちは。時間もわずかしかありませんけれども、論点を詰めて論議ができたらと、そう思っています。では通告した3点につきまして、早速質問をさせていただきます。 再編交付金について。宜野座村では、再編交付金を活用した地域振興並びに村民福祉・教育の振興の施策が実施されているが、下記のことについて伺います。まず(1)再編交付金はいつから交付されているか。(2)交付された事業の種目・内容・事業費・年度ごとにどうなっているか。(3)交付金の一部が基金として積み立てられているが、その活用と残高は幾らか。 2番目に、堆肥工場から出る水肥の活用について。現在平日に農家が施設内でポンプを利用して、各自のタンクに入れて畑にかけているが、休日でも利用できる施設外でとれるような施設の整備はできないか、お伺いします。 それから3点目として、緑化振興について。本村の村づくりのスローガン「水と緑と太陽の里」は言いかえますと、豊かな自然の中で快適な生活を営もうということであると、緑のマスタープランにはうたっています。今日まで土地基盤の整備、宅地開発などで緑を失う一方、有用な緑を保護育成してきました。しかし、夏の暑さを和らげ、台風の被害を減少させ、目に優しい緑を保護育成する観点から見ると、まだまだ初歩の段階だと思います。昭和57年に策定した「緑のマスタープラン(地形と、緑)(緑の役割)(緑と村づくり)」についてわかりやすく説明されています。緑化振興会はそれに基づいて設置されたものですが、村民の多くはその内容を知らないのが現状です。そこで下記のことについてお伺いします。(1)緑化振興会の審議員は。(2)審議委員の役割は。(3)現在の課題は。(4)課題に取り組む体制は。(5)村民にその会の取り組みを知らせる広報活動はどうなっているか。以上、3点についてお伺いします。よろしくお願いします。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 當眞嗣則議員の一般質問にお答えします。 議員のほうからは時間がないので簡潔にということでしたけれども、1点目の再編交付金については多岐にわたる事業がございますので、少し長くなりますが答弁をさせていただきます。まず、再編交付金はいつから公布されているかということでございますが、同交付金は駐留軍等の再編に当たり、その周辺地域における住民の生活の安定に及ぼす影響の増加に配慮することが必要と認められる防衛施設を指定し、当該施設の周辺市町村に対して、住民の生活の利便性の向上及び産業の振興に寄与する事業に係る経費に充てることができる交付金でございまして、本村では既に交付が終了しましたキャンプ・ハンセン再編交付金と現在も交付されておりますキャンプ・シュワブ再編交付金の2種類があり、いずれも平成20年度に平成19年度分も含めて交付されております。 次に、(2)の交付された事業の種目・内容・事業費・年度ごとにどうなっているかという質問。またあわせて、(3)の交付金の一部が基金として目的別に積み立てられているが、その活用と残高は幾らかについての御質問は関連しますので、一括してお答えいたします。再編交付金事業は単年度事業と基金事業の2種類の事業を実施しておりますが、内容が多岐にわたることから個別事業については概要説明とさせていただき、詳細につきましてはお配りしている資料を御参照の上、御質問があればお答えしたいと思います。それでは、先に単年度事業から事業別に交付金ベースで報告させていただきます。ちなみに単年度事業につきましては、全てキャンプ・シュワブ再編交付金を活用した事業となっております。まずは、宜野座村漁村漁民活性化施設建設事業でございますが、内容としましては現在漁業協同組合が入居している施設の建設事業として、平成20年度に実施設計、平成21年度に工事などを実施しました。交付金の総額として、1億5,312万1,000円でございます。次に、宜野座中学校の校舎改築関係としまして、平成20年度に宜野座中学校校舎改築実施設計として2,757万3,000円、平成22年度に宜野座中学校校舎改築事業として外構工事を実施し、8,000万円が交付されております。次に、カンナタラソ沖縄改修事業でございますが、平成22年度に建物や機器などの修繕事業として2,668万9,000円が交付されております。平成23年度から平成27年度まで単年度事業の実施はございません。平成28年度は村制施行70周年ということもあり、4つの関連事業に再編交付金を充てております。1点目は、現在は他の補助金を活用して実施しております宜野座村海外移住者子弟研修生受入事業に446万8,000円。2点目に、国際交流のある4カ国の村人会関係者を招聘した宜野座村国際交流事業に732万円。3点目と4点目に、宜野座村農村公園の改修関連事業が遊具整備等円形ステージ周りを改修した2件で、5,006万円が交付されております。平成29年度、平成30年度は単年度事業の実施はございません。これまでの単年度事業として、平成30年度までの交付金の総額は3億4,923万1,000円となっております。 次に、基金事業について報告いたします。基金事業はソフト事業のように期間を定めて継続的に実施するものと、単年度では予算が不足するため、複数年積立を行い基金造成をした後に事業を実施する2つのパターンがございます。まずは、唯一キャンプ・ハンセン再編交付金で実施している事業でございますが、宜野座村健康づくり助成事業となります。主な事業内容としましては、任意予防接種費用の一部助成、カンナタラソラグーナ使用料の一部助成、子供健診、それから村内3保育園のフッ化物洗口事業の実施がございます。同事業に関しましては、平成20年度から平成28年度までに積み立てた額が2億3,359万4,000円。平成30年度までの処分額は1億4,717万5,787円でございまして、残金は8,641万8,213円となっており、事業の終期は令和5年度までとなっております。これから説明する残りの基金事業につきましては、全てキャンプ・シュワブ再編交付金による事業となりますが、まずは宜野座村人材育成事業について、以前はハワイへの中高生の海外語学研修にも活用されておりましたが、現在は村営学習塾「21世紀みらい」の運営費として活用しており、平成20年度から平成30年度までに積み立てた額は3億3,190万6,355円で、平成30年度までの処分額は2億1,588万2,038円でございます。残金としまして1億1,602万4,317円となっており、事業の終期は令和12年度まででございます。次に、宜野座村地域資源魅力向上事業でございますが、地域活性化基本構想の策定、ホームページ作成、村カレンダー作成、施設紹介ビデオ作成、村観光ポスター作成、観光パンフレット、DVD作成など、観光振興を図っております。平成22年度に積み立てた額は5,000万円でございまして、事業が平成30年度まででございましたので、積立額全額処分済みでございます。次に、宜野座村産業振興事業は産業振興課が活用しておりますが、優良繁殖雌牛更新促進事業、もずく種付施設の整備、特産品加工直売センターの物品購入、堆肥センターの物品購入などが実施されております。平成23年度から平成30年度までに積み立てた額は2億3,006万2,000円で、平成30年度までの処分額は1億6,960万6,000円です。残金は6,045万6,000円となっており、事業の終期は令和4年度まででございます。次に、宜野座村立共同調理場建設事業ですが、老朽化した給食センターの建てかえで、平成25年度から平成28年度までに積み立てた額は4億3,000万円で、平成29年度で事業が終了しておりますので、積立額全額処分済みでございます。次に、宜野座村海洋型健康増進施設機能改善事業でございますが、タラソの機器及び設備の修繕を行いましたが、平成26年度から平成29年度までに積み立てた額は2億6,000万円で、平成29年度に事業が終了しておりますので、積立額全額処分済みでございます。次に、宜野座村IT産業と集積拠点施設回収事業ですが、機器の更新に向けて現在基金造成中でございまして、平成27年度から平成30年度までに積み立てた額は4億3,837万5,000円で、平成30年度まで処分は行っておりませんので、全て残額としてございます。事業の終期は令和10年度まででございます。最後に、宜野座村ふれあい交流センター整備事業は中央公民館の建てかえとなりますが、平成26年度から平成30年度までに積み立てた額は6億7,932万5,000円で、平成30年度まで処分は行っておりませんので、全て残額としてございます。事業の終期は令和5年度まででございます。基金事業につきましては、平成30年度までの積立金総額は26億5,326万2,355円で、処分額が12億7,266万3,825円、残額が13億8,059万8,530円となっております。 次に、2点目の堆肥工場から出る水肥の活用についてお答えいたします。これまで堆肥センター内、豚ぷん処理施設から出る水肥の活用につきましては、平成28年度ごろまでは農家が施設内から採取し、活用できる状況にありました。現在でも平日は施設への立ち入りを認めているものの、堆肥オガコ等の製品や備品を管理していく上で、品質管理や防犯の観点から、休日の施設内への立ち入りは制限している状況にございます。これまで休日の水肥の活用について要望があることから、対応策について検討してまいりました。その中で、現在貯留槽より、硬質塩化ビニール管にて自然流下させ、侵入防止チェーンの前で水肥が採取できないか調整を進めております。整備可能と判断できれば、早目に対応をしていきたいと考えております。 緑化振興についてでございます。宜野座村緑化振興会は、宜野座村における緑化振興の円滑かつ効率的な振興を図ることを目的に、昭和57年度ごろ設立されております。1点目の緑化振興会の審議員についてでございますが、宜野座村緑化振興会会則に第3条、第4条に基づき委嘱しております。会長に私、村長、常任理事職務代理者に副村長、委員に学識経験者4名、宜野座村議会議長、土地改良区理事長、JA宜野座支店経済課長、生産者代表区長6名でございます。理事に教育長及び管理職を含め10名、幹事に総務課長、会計管理者の2名、事務局長として産業振興課長、事務局長補佐として、産業振興課課長補佐、事務局に産業振興課緑化担当、書記兼会計として産業振興課庶務。以上、合計で28名となっております。審議員の役割はどのようなことかについてお答えします。年に一度、幹事に運営状況を監査していただき、総会において運営状況や苗の販売や無償配布の状況、苗の在苗状況を報告し、委員の意見を伺っております。また、学識経験者の委員に緑化振興会の圃場にて、苗木の手入れ、挿し木、挿し芽、播種など管理を含め、適宜アドバイスをもらっております。 また、質問の3点目から5点目までは関連しますので、現在の課題と今後の課題、取り組む体制、広報活動についてまとめてお答えいたします。緑化振興会の課題といたしましては、現在花木、コバナ、サンダンカ、ツツジなどの生産を多くしており、花木等の苗の販売は多い状況でございますが、以前から防風林用の苗として育苗をされておりますフクギなどの在庫が多い苗をどのように販売していくかが課題となっております。そのため、今年度7月ごろ各家庭へ緑化振興会のチラシ配布を行いました。また、区長会において苗を活用していただくため苗の状況を説明し、今年度は各区において多く苗を利用していただいております。ツツジの開花時期に合わせ、1月ごろに再度チラシの配布を実施していきたいと考えております。また、今後は村が現在推進しております花の村づくり推進協議会と連携して意見を伺い、育苗内容を検討しながら村民へのチラシ配布を行い、緑化振興会の周知を図っていきたいと考えております。 ○議長(石川幹也)  暫時休憩します。             (11時53分) 休憩前に引き続き会議を開きます。                      (14時01分) 當眞嗣則議員。 ◆9番(當眞嗣則) 午前中に引き続き質問をさせていただきたいと思います。 この再編交付金というのは、時限立法みたいな感じでやられると私は認識しているのですけれども、もし基地ができたとした場合に、宜野座村は国有提供施設等所在市町村助成交付金の対象になるかということを、まずお聞きしたいと思います。要綱を見た限りにおいて、私はならないと思っているのですけれども、正式な見解をお願いします。 ○議長(石川幹也) 下里総務課長。 ◎総務課長(下里哲之) 9番 當眞嗣則議員にお答えいたします。 国有提供施設等所在市町村助成交付金でございますが、建設される場所が宜野座村ではないということで、宜野座村に影響すると考えられるものが軍人・軍属が宜野座村に在住した場合、その軍人・軍属の市町村民税が非課税になる措置をされるということで、その部分では影響はございますが、基地ができたことによる影響というのはないものと考えています。 ○議長(石川幹也) 當眞嗣則議員。 ◆9番(當眞嗣則) 私はこの再編交付金について、額からしても今残っている、要するに積立金事業だけでも総額にして24億1,966万8,000円、これはシュワブ分です。それからキャンプ・ハンセンの分が2億3,359万4,000円というのが積立金事業でされていますけれども、シュワブの比率を見てみますと約91%になるわけです。これが宜野座の考え方だけで、これは変わるものではない。要するに宜野座がこの再編交付金については、もらわないと私は損ではないかと思うのです。要するに名護市の場合には、できた後には今言った施設助成交付金なんかももらえるようになるのだけれども、今の状況からするとどうなるかわからない。村長が常々自分の立ち位置からしてみて、自分でこの件について賛成も反対もできない。けど個人的には反対ですという話をいつもされていますが、これは村民誰しも全部一緒だと思うのです。私もそう思います。そこで、ではそれならばこの交付金を十分活用して、今の事業をより進めていただきたいと思いますけれども、今一番気になっているのが、今までできなかった事業というのをたくさんやってきています。そのメニューにも既に載っているわけですが、さらにこの交付金がいつまでされるかということについて、例えばキャンプ・ハンセンのものについては、処分できるのが令和5年まで。残額にして8,641万円8,000円、それから宜野座の人材育成基金については、これは令和8年まで交付されて、使うものについて処分については令和12年までできますとなっていますけれども、こういうことでこの表を見てみますと、令和元年以降ずっと越して残っているものがあるのだけれども、それについては年度ごとに今後とも交付されるのか。もう額は確定しているのかどうか、そこを聞かせてください。 ○議長(石川幹也) 比嘉企画課長。 ◎企画課長(比嘉昭彦) 9番 當眞嗣則議員へお答えします。 再編交付金につきましては、先ほど村長から答弁がありましたように平成19年度からの交付ということで、当時は10年間ということでした。平成28年度まででした。話が出ているように、隣の辺野古基地の進捗がおくれているということで、この交付金も延長されております。これは平成29年に延長の交付が来て、今のところ平成34年、令和4年までということになっております。キャンプ・ハンセンの交付額が全体額です。キャンプ・ハンセンの交付額は先ほど言いましたように2億3,359万4,000円、これについては平成29年度で終了ということで、交付はもうされません。ただ、交付金の使い道なのですけれども、使う限度年度が平成39年までということで決められております。ですから令和9年度までが使える期限ということになっております。キャンプ・シュワブの総額が47億5,542万4,000円、これが全体額です。また先ほど平成30年度までの事業の交付額なのですけれども、これが約30億249万円、それが平成30年度までに交付された額となっております。ですからまだ残額は残っているということになります。キャンプ・ハンセンについては、また使う道も平成39年度まで延びましたので、キャンプ・シュワブについては使う期限はまだ先だということになります。 ○議長(石川幹也) 當眞嗣則議員。 ◆9番(當眞嗣則) 私が聞きたいのは、総額でこの確定額というのはもう既に決まっているのかという話と、それからこの表を見てみたら、この二つを見たら、積み立てする額が、要するに交付される額が人材育成については令和8年までとか、それからふれあい交流センターの整備については令和5年まで。それから宜野座IT拠点施設の環境整備事業については令和10年までとなっていますけれども、これについては今からも積み立てをされていくということで理解をしてよろしいですか。 ○議長(石川幹也) 比嘉企画課長。 ◎企画課長(比嘉昭彦) 事業年度が決まっていますので、その分は積み立てされるということになります。これまで計画をつくって積み立てをすることになって継続して、先ほど言いました事業の終期がそれぞれ決まっているということになります。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 キャンプ・シュワブの再編交付金につきましては、先ほど企画課長からありましたとおり、まだ全額交付されていない状況がございます。その残りの交付されていない部分については、どの事業に充てるのかというのはまだ確定しておりません。ですから、今やっています人材育成の事業にまた積み増しするのか。また別の事業に充てるのか。そういったところというのは、今後財源等を調整しながらできると、事業の優先順位をつけながら積み立てしていこうとは考えています。ただ、また企業についても計画の変更と調整して、そういったのは延長したりということは可能でございます。 ○議長(石川幹也) 當眞嗣則議員。 ◆9番(當眞嗣則) 3番目の宜野座村産業振興事業、これの増については今後施設園芸とか、そういうもの等についても今後可能性としてあるのかどうなのか。最近若者がいろんな事業をしようとしているのですけれども、沖振法が切れた場合に補助率がすごく減るので、今後どうなっていくのかと心配しているものですから、そこら辺について再度お伺いします。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 この産業振興事業につきましては、目的が本村の基幹産業を担っている第一次産業を推進するため、繁殖用肉用牛の貸し付けやサンゴの移植等によるよりよい漁場づくり等を行うことにより、農業、水産業家の経営の向上を図るという大きな目的がございますので、これに合致すれば事業としては仕組めるとは思うのですけれども、この事業についてはハウスの事業になりますと、やはり個別の農家に限定したような形になっていく可能性もございますので、できれば既存の補助事業をうまく活用しながらということは、現時点で私の中では考えているところでございます。 ○議長(石川幹也) 當眞嗣則議員。 ◆9番(當眞嗣則) この件につきましては、個人というよりもやはり組織として今まで補助事業は全部とるようになっているものですから、そこら辺も再度検討していただきたいと、きょうは申し上げておきます。この再編事業につきましては、今までできなかった事業がまだ盛りだくさんでございます。そういうものを生かして、ぜひ頑張っていただきたいと思います。この件につきましては、一応質問を終わります。いろいろな点でもう効果が出ているので、これについては継続して進めていただきたいと思います。 それから、次に堆肥工場から出る水肥の活用についてでございますけれども、この件については先ほど村長の答弁ではまだはっきりできるという回答はなかったのですが、見通しはどうでしょうか。 ○議長(石川幹也) 石川産業振興課長。 ◎産業振興課長(石川岩夫) 9番 當眞議員にお答えします。 先ほど村長のほうから話がありましたように、これまでいろんな方法はないかということを検討した中、有識者の方々からいい方法があるということで指導がありました。それで今現在できる方法で検討しております。今現在見積もりも実際はとっております。再度村長、上司と相談をしながら早目に設置して、農家が休みにもとれるような対策ができるようにまた検討していきたいと考えております。 ○議長(石川幹也) 當眞嗣則議員。 ◆9番(當眞嗣則) 長い懸案でございますので、今の答弁を聞いて大変喜んでいます。早急にできるように努力していただきたいとそう思っています。特に農家の場合には肥料代というのが、サトウキビにしろ、露地野菜にしろ、相当の肥料を食うものですから、これが実は微生物処理をされて、病原菌がきちんと処理された状態で末端からとれば畑に活用できるということで、現実でも平日は大型農家がたくさんこれを使っていますので、その実現方、ぜひよろしくお願いしたいと思います。この件についていい回答を得ましたので、それでよしとします。 それから次の緑化振興についてでございますけれども、先ほどの平田議員の質問でも花づくりの話もいろいろありましたが、実はこういうものについては、やはりいかにして村全体をその雰囲気にするかというのがポイントだと思うのです。そういうことで私はこの質問をしたのですが、11月15日から18日まで台湾へ行ってきました。台湾へ行って、久々に大感動して帰ってきました。これは何かと言ったら、あちらこちらにガジュマルが植えられているのだけれども、このガジュマルが防風林にもなるし、それから夏場の暑いときには影もつくっている。見たら野鳥も来るというような状態。再度この沖縄の気候に合うような植樹も含めて検討して、緑化計画をつくったらどうかと、そう思っているのですけれども、まずそこら辺の考え方についてどう考えておられるか、答弁願います。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 具体的に今緑化計画を策定するかということについては、まだ検討していないというような状況はございますけれども、最近やはりこの地域に合った樹種の選定、そういったものは意識していこうということは内部で共有していまして、やはり風の強く当たるところに桜を植えてもなかなか育ちませんし、実際これまでそういうような樹種が余り適さない環境の中で植えられてきたというようなことも一部見受けられますので、その点については共有して、適切な場所に植えていこうという考え方はあるのですが、現時点で今計画を策定するというような段階では、今のところはありません。 ○議長(石川幹也) 當眞嗣則議員。 ◆9番(當眞嗣則) ではそうならば、ぜひお願いしたいのは、今後この緑化をするに当たって専門家の意向というのは、ある程度聞いてほしい。アドバイザーというのかな、海洋博の花城さんなんかというのは、その中の専門中の専門ですから、そういう人たちも含めて地域というのを考えていったら、きっといい感じになるのではないかと。そう思っていますけれども、そこら辺の考え方はどうでしょうか。 ○議長(石川幹也) 石川産業振興課長。 ◎産業振興課長(石川岩夫) 9番 當眞議員にお答えします。 やはり何をするにも計画を立てる段階では、やはり有識者、専門家の方の意見がとても必要だと考えております。それで前回いろんな計画を立てた段階も、今言われました方々とか、あとは森林組合の方々とか、いろんなそういう情報を仕入れながら計画を立てていかないといけないのではないかと考えております。 ○議長(石川幹也) 當眞嗣則議員。 ◆9番(當眞嗣則) 私は他府県を見るに当たって、特に農業のすごい団地になっているところについては、ほとんど防風林がしっかりしているのです。防風林だけではなくて、防風垣もしっかりしている。それはどのようにしてできたのかということで、緑化振興会をつくったときに苗だったら幾らでもつくってやろうではないかと。そしてこの農家が植えるのだったら、相当安い値段で出せば広がるのではないかと思ったのですけれども、なかなかそう域に達していないというのが現状なのです。これを打破する状況として、先日赤土の件でも話が出たのですが、沖縄の土というのはどんなに湿った状態でも、夏場の暑さだったら、一晩でひび割れをするのです。一日でひび割れする。このひび割れを防ぐためには何と言っても敷草が必要なのですけれども、この敷草以上に、他の国でも使われているのはチップ材というのかな。オーストラリアでもそうだったし、ほかのところでもそういうところが見受けられたのですが、本村は河上課長の時分に台風後の雑木を全部砕いて、チップにしているのです。これが相当安い値段で売っているのだけれども、なかなか普及していないような状況があるものですから、そこら付近の普及というものを考えたことはあるのかどうか。実は余談になりますが、35度を越したら根っこというのは全部枯れてしまうのです。環境の厳しい砂漠地帯では、木の下しか根っこが残らないと。実際私たちのハウスの中でも、水もかけないでそのままにしていたら、この根っこが全部浮いてしまうというのかな。ぽこぽこ抜けるような状態になるのですけれども、張った根っこが全部枯れてしまうという状態があるのです。そういうことも考えたほうがいいですね。ぜひ土壌の湿度の安定というのと地表の安定というのを考えたら、このチップ材の活用というのは大変重要だと思うのですが、そこら付近をどのように今後宣伝していくのか、ピーアールしていくのか。課長の考え方を聞きたいと思います。 ○議長(石川幹也) 石川産業振興課長。 ◎産業振興課長(石川岩夫) 9番 當眞議員にお答えします。 緑化振興会のほうで、これまで防風林帯に設置する苗としてフクギとか、ソウシジュ、ほかのものもいろいろつくってきたのですが、やはり宜野座村の土壌に合わないと。成長が遅いということで、活用が少なかったのかと考えております。その意味では、やはりもう一度、宜野座村の土壌に合った防風林の苗の検討とかが必要になるのかと思います。 あと先ほど話のありましたチップの活用については、やはり赤土協議会の中でも話がありまして、その内容をみんなにまたその協議会の事業内容を報告した中でチップを活用していきたいという農家もおりました。やはりその辺、今議員からありましたように、その後すぐにチラシを配布したのですが、今後ともこのチラシを配布していきたいと考えております。特に12月から製糖期に入ります。そういう意味でチップの活用、あとまた赤土協議会の推進できる事業とかでも展開に力を入れていきたいと考えております。 ○議長(石川幹也) 當眞嗣則議員。 ◆9番(當眞嗣則) もう最後になりますけれども、ぜひ前に質問した平田議員の話も含めてお願いしたいことは、部落をやはり盛り立てない限りは、この緑化というのはできないと思うのです。松田区を話しますと、松田の場合には環境美化費ということで約800万円ぐらい組んで、モアの使える上手な人、トリマーの上手な人、草刈り機を使える人、それから花木の苗を育てることが上手な人と、失業対策みたいな格好でやっているのですけれども、この人たちが相当なれて今の状態になっているのです。そこでいつも思うのですが、部落対抗のこの緑化のコンクールみたいなものをやったらどうなのか。そうすればきっといい方向になるのではないか。そうすれば、各種団体からボランティアまで含めて地域というのが盛り上がっていくのではないかと思うのですけれども、そこら付近の論議を今後進める気持ちがあるのかどうか、お伺いします。 ○議長(石川幹也) 山城副村長。 ◎副村長(山城智) 當眞議員にお答えします。 先ほど平田議員からもいろいろありましたけれども、花の村づくりに関しましては、イベントなど華やかな行事とか取り組むことはできるのですが、本当に村民全員参加の村づくりというのは一朝一夕にできるものではなくて、そういったことで一人一人の意識向上を今高めていこうと。粘り強くそういったことで今進めてはおりますが、先ほどの区対抗につきましては、現在のところこれまで続いております美化コンクールを現在やっております。その中で、ある女性団体との行政懇談会の中で松田区が行っているサンダンカの花は、夏にしか咲かないのだと。それは審査の対象になっていないので、ぜひそれを含めて通年を通じて審査してほしいというのがあったのですが、現在のところは全体1年を通じてのものは、話には出たのですが、今はまだ実施はされておりません。平等に一時期の花で審査していこうということでやっております。 先ほどの字の対抗と申しましょうか、美化コンクールに関しましては、また今後検討をさせてください。 ○議長(石川幹也) 當眞嗣則議員。 ◆9番(當眞嗣則) ぜひ頑張ってほしいと思います。昔は私たちが役場に入った時分までは、原山勝負(ハルヤマスーブ)があったのです。堆肥は幾らできたかなとか、畑の掃除はきちんとやられているかなというのがありました。要するに何を言いたいかといったら、実は水と緑と太陽の里をつくろうということで、一生懸命表明の題は打っているのだけれども、それを支えるつっかえ棒というのが3つあったのです。立地条件を生かして、豊かな宜野座村の建設。人の融和で築こう、文化の花。地域づくりは村民参加の自治からという、この3つがあるのだけれども、この村民参加の自治からというのは、言うことはやるのだけれども、自分から率先してやる人がまだまだ足りないのではないかと思うものですから、そこら辺を喚起するような論議をこの組織の中で一生懸命やって、その論議したものを、やはり広報とかそういうものにぼんぼんアピールしていただけないかと、そう思います。ひとつよろしくお願いします。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 先ほどの平田議員からの質問もございましたけれども、村としましてはいろいろと支援する体制づくりも少しずつでありますが、進めてきております。しかしながら、まだやはりその住民参加、協働の村づくりという観点からすると、個別の個人個人がやっているという状況で、なかなかまだ広がりが出ていないという現状もございますので、広報の活用等も含めて緑化等、花いっぱい運動をより推進できるように、また協議会も含めて議論してもらって、訪れる人が、住んでいる人が気持ちのいい村づくりにできるように取り組んでいきたいと思います。 ○議長(石川幹也) これで當眞嗣則議員の一般質問は終わりました。 順次発言を許します。 新里文彦議員。 ◆3番(新里文彦) 議長の許可がおりましたので、さきに通告いたしました一般質問を行います。 まず初めに惣慶区杣山補償についてでございますが、惣慶区杣山権者会は、これまで長年にわたりごみ捨て場、粗大ごみ捨て場用地として、区財産用地を村民衛生のために協力してきました。そこで令和2年新焼却炉運転開始に伴い、区有地利用の財産補償を伺います。 2点目、行政と福祉についてでございますが、時代の急速な進展とともに家庭や地域社会の形態は年々変容しており、虐待・自殺・孤立死などが社会問題となっています。住民並びに民間の福祉関係と行政が協働し、安心・安全で住みやすい地域の支援体制の強化を図れないか伺います。(1)健康福祉課・地域包括支援センター・社会福祉協議会・民間福祉施設の役割と連携は。(2)次世代育成支援行動計画は。(3)村高齢者保健福祉計画は。(4)村障害児(者)福祉計画は。(5)宜野座村社会福祉協議会改善は、を伺います。以上、質問席で行いたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) それでは新里文彦議員の一般質問にお答えいたします。 惣慶杣山補償についてでございますが、現在城原区にございます現焼却用地につきましては、金武地区消防衛生組合へ無償賃貸を行っており、村への財産収入がないことから、土地の入会権を有する漢那区へ交付金の交付は行っておりません。現在福山区において整備を進めている新焼却場用地につきましても、現施設と同様に金武地区消防衛生組合へ無償賃貸とすることから、用地からの財産収入が発生しない予定でございます。また、新焼却炉施設の建設場所については、惣慶区の入会権を有する場所を踏まえて、平成25年1月に惣慶区長、惣慶区行政委員、惣慶区杣山権者会へ。平成28年3月と平成29年3月に惣慶区杣山権者会に内容を説明させていただきました。それぞれの御理解のもと建設の合意を得て、平成30年2月1日に村と惣慶区杣山権者会との間で、用地の無償賃借の覚書の締結に至っているという状況でございます。 次に、行政と福祉についてでございます。まずは、健康福祉課、地域包括支援センター、社会福祉協議会、民間福祉施設の役割と連携についてお答えします。地域包括支援センターは、介護、医療、保健、福祉などの側面から高齢者を支える総合相談窓口でございます。専門知識を持った職員が、高齢者が住みなれた地域で生活できるように介護サービスや介護予防サービス、保健福祉サービス、日常生活支援などの相談に応じており、介護保険の申請窓口も行っています。また、社会福祉協議会は行政とともに、村全域を視野に地域福祉を推進する公共的な組織であり、村と重要なパートナーでございますので、お互いの情報を共有化するため、月に一度、管理職及び社会福祉協議会職員参加のもと、定例会を行っております。次に民間福祉施設についてですが、福祉サービスの利用者のニーズが増大、多様化する中、特定の要援護者の公的救済を目的とした従来の福祉から、個人の尊厳を尊重し、全ての村民の自立した生活と社会参加を公民共同で支援する福祉へと大きく変化しております。そのため民間施設との連携は不可欠で、村内における地域密着型の施設については、小規模多機能型居宅介護事業所、認知症対応型共同生活介護施設との運営推進会議を2カ月に1回以上、定期的に開催しております。地域密着型通所介護、認知症対応型通所介護施設は6カ月に1回、活動状況の報告、会議の出席者からの事業所の活動状況の評価、事業所への要望・助言など、意見聴取などを含む運営推進会議を行っております。 次に、2点目の次世代育成支援行動計画についてでございますが、次世代育成支援行動計画の法的根拠となる次世代育成支援対策推進法は、我が国における急速な少子化の振興並びに家庭及び地域を取り巻く環境の変化に鑑み、次世代の社会を担う子供が健やかに生まれ育成される環境を整備するために、国、地方公共団体、企業、国民が担う責務を明らかにすることを目的として、平成17年4月1日から施行されております。この法律は、平成27年3月までの時限立法でしたが、一般事業主行動計画のさらなる推進という観点から、平成37年3月まで10年間延長されることとなりました。これに伴い同法第8条で定める市町村行動計画の法的根拠は存在することになりましたが、計画策定については任意となっております。本村では次世代育成支援行動計画の必要な事項については、宜野座村子ども・子育て支援事業計画に組み入れ、次世代育成支援対策推進法に基づく市町村行動計画も兼ねて策定しております。 3点目の村高齢者保健福祉計画についてでございますが、急速に進展する超高齢化社会に対応していくために、団塊の世代が75歳となる2025年に向けて、住みなれた宜野座村で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、介護、医療、予防、生活支援、住まいを一体的に提供できる地域包括ケアシステムの構築を目指しております。本村におきましても、地域包括ケアシステムの構築を目指し、第8期計画に基づき高齢者施策の推進を図っております。現在、第9期宜野座村高齢者保健福祉計画に向けて、次年度の計画策定に向けてニーズ調査書を作成しております。今年度1月より調査開始いたします。本村高齢者に対してニーズ調査を実施し、本村の実情を把握し、取り組むべき課題を抽出してまいります。計画の策定に当たり、宜野座村地域包括支援協議会の委員の皆さんと協議し、地域包括ケアシステムの構築に取り組んでいきます。 4点目の村障害児(者)福祉計画は、ということについて答弁をさせていただきます。平成28年6月に障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律、障害者総合支援法及び児童福祉法の一部を改正する法律が公布され、障がい者が望む地域生活が営めるよう、生活や就労などに対する支援の充実を図るための基本方針が示されました。本村においても障がい児、障がい者が基本的人権を共有する個人として、その人らしい日常生活及び社会生活を営むことができるよう、第5期障害福祉計画及び第1期障害児福祉計画を平成30年度に2年計画で策定し、障がい福祉サービスの充実を図っております。令和3年度から第6期障害福祉計画及び第2期障害児福祉計画の策定に向けて、今後村内に就労移行支援事業所を確保し、事業所と連携し、特別支援学校卒業後の就労移行や福祉施設から一般就労移行へ向けた取り組みを図ってまいります。 5点目に、宜野座村社会福祉協議会の成果と課題についてでございますが、社会福祉協議会につきましては、社会福祉法において地域福祉の推進を図ることを目的とする団体と規定されており、昭和59年2月の法人設立以来、村と一体となって村民福祉の向上に協力をいただいてきたところであります。長引く経済不況や地域社会における価値観の多様化並びに連帯意識の希薄化などにより、地域ではさまざまな福祉課題が複雑化、多様化、深刻化しております。社協においては行政の補完的立場にあるという使命感を基本に、公的な施策とともに地域で支え合い助け合う、地域の福祉向上を目標に、各種事業を推進しながら精力的に取り組んでもらい、成果を上げてきたところであります。課題についてでありますが、社会福祉協議会は福祉サービスの供給確保の中心的な役割りを果たすだけでなく、地域社会の中で生活していくために必要な福祉サービスを受けることができない人を漏らすことがないように、関係者、関係機関との連携の中で課題を発見し、地域におけるさまざまなニーズに細かく柔軟に対応していくことが求められております。そのため、社会福祉協議会が中心的役割を担い、質の高い福祉サービスを村民に提供することが求められていると考えております。 ○議長(石川幹也) 新里文彦議員。 ◆3番(新里文彦) 一つ一つ行いたいと思います。 まずは、粗大ごみ置場跡地です。そういった行政に投げて、また区長が杣山権者会というような組織を通して了解を得たとありますが、この件について、やはり共同事業の確認と、あとは区との何らかの覚書がなかったのか。雇用の問題、また今建設されております宜野座村の設置においては、宜野座村の業者が1者も入っていない。区民に還元されていない。村民に還元されていないのも見えているのではないかと思いまして、そういった面から、この新たな施設に対して、作業員雇用の体系はどういう形になっているか。この辺どのようなお考えを持っていますか。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続き新里文彦議員の質問にお答えします。 まずは、現在工事を進めている業者については、村内業者が入っていないということでございましたけれども、この件につきましては金武地区消防衛生組合の正式な入札のもとに業者選定が行われておりますので、これについては結果的にこのような村内業者が入らなかったということであると理解しております。また、そこに村の業者を逆に入れなさいということについては、またこれは公平性の観点からそういうことは言えないと考えておりますが、雇用の問題につきましては、現在福山区と宜野座村の覚書はございます。失礼しました。宜野座村ではなくて、金武地区消防衛生組合と福山区の間で結ばれた協定書のほうで、雇用の件がうたわれておりまして、第20条雇用という部分で、焼却施設の運転管理員の雇用に関しては、宜野座村、金武町との共同施設であることから、両町村と調整を図りながら、可能な限り福山区民を優先的に斡旋するということが覚書の中でうたわれている状況がございます。ただ、一方で惣慶区につきましては、土地の利用の覚書はございますけれども、そういった条件つきな雇用だとか共同事業、そういったものについての覚書は締結していないという状況でございます。 ○議長(石川幹也) 新里文彦議員。 ◆3番(新里文彦) やはり受け入れていただいた福山としては、こういった事業の計画、またそういった流れでいろいろな話ができたと思います。惣慶区と杣山権者会との協議はどの形で、どのぐらいやったのか。また、そういった協議内容、事業計画変更においてだけだったのか。その辺の内容を説明していただけませんか。 ○議長(石川幹也) 下里総務課長。 ◎総務課長(下里哲之) 3番 新里文彦議員にお答えいたします。 惣慶区との協議ということでございますが、まずは平成24年の6月19日に、福山区から建設同意を得ております。それから同年6月21日に、金武地区消防衛生管理者から村としての同意書を提出しております。翌年の7月6日に、惣慶区に対して福山区の請負同意報告と、それから翌月の平成24年7月6日に惣慶区に対して、福山区の受け入れ同意報告と、新規建設施設について協力依頼を提出しております。平成24年の10月11日には、協力依頼をしていた惣慶区からではなく、惣慶杣山権者会から金武地区清掃センター新設計画についての質問状及び説明会の開催について、要望書が提出されております。平成25年の1月24日におきまして、当時の区長とそれから行政委員の代表、それから杣山権者会の理事に対して報告と協力依頼がなされております。その後、平成28年の3月24日にも杣山権者会からの要望に基づきまして、話し合いが持たれております。また、平成29年の3月13日につきましても、杣山権者会との会議が持たれております。これまでの話し合いの経緯と事業の進捗状況を、その中でまた説明をしております。それに基づきまして、平成30年の2月1日に金武地区清掃センター用地の無償賃貸の覚書の締結に至っているところであります。 ○議長(石川幹也) 新里文彦議員。 ◆3番(新里文彦) やはり事業の変更、締結に当たっては、後半はほとんど杣山権者会ということで、事業内容説明、また検討する余地が後半にあったのかということで、行政区との話も了解というようなことはあったのですけれども、要望、また条件つきというような協議の場はなかったと言えると思います。そういった面で杣山権者会は、村長、一般社団法人として見ての合意を持ってやっているものですか。それとも行政とちゃんと最後まで話し合いを持って、事業はというようなことでやるべきではなかったかということで、答弁をお願いします。 ○議長(石川幹也) 下里総務課長。 ◎総務課長(下里哲之) 引き続き新里議員にお答えいたします。 村も当初でございますが、平成20年の話でございますが、まずは惣慶区のほうに要請書を出しております。その中で当時のことでございますが、惣慶区から権者会と調整してくれませんかという話があって、惣慶区とやるのではなくて、権者会を窓口にして調整をしてくれませんかということがありまして、その中で権者会と調整が進んできたという経緯がございます。 ○議長(石川幹也) 新里文彦議員。 ◆3番(新里文彦) では、この杣山権者会との調整ということで行政が投げたということですね。そういった面から、やはり惣慶区民は、事業は行政、財産は杣山というような流れで、なかなかいまだに納得できていない、区民の中で割れているような状況がありまして、そういった面が、やはり事業自体は実際であれば行政区とやるべきなはずが、行政が、杣山というような譲り方で、話の流れでというのは理解しているのですが、やはり村とこの比率、分収が村長、今5対5ですよね。無償提供において、この場所が村だけの敷地、入り口のゲートから、その焼却炉の敷地まで入れて、やはりこれまで長年にわたって村民の衛生の向上を図るためにやってきました。そういった面から、やはり区民も財産は自分なんかで、これは共同事業は、また金武も入ってくる。いろんな形での話で杣山、行政も納得してきたのかとは思っているのですが、なかなか区民が納得していないと。なぜ行政ができなかったのか。その辺、また5対5の分収の中にこれだけの敷地をどうにか補償してくれないかという区民の要望もありまして、その辺、今後どのように利用という流れになっているのか。この辺もう一度、答弁をお願いできますか。 ○議長(石川幹也)  暫時休憩します。             (14時52分) 再開します。               (14時53分) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 我々としましては、当時やはり区と調整していた中で、財産は権者会のほうだからと区のほうからそういう話があり、権者会と調整をして、村民のごみを処理していただける場所を貸してくれませんかということのお願いの中で、御理解をいただいて無償賃貸という流れができました。ただその後、では区と何か協議をしてきたかというと、そういうことは区からの要望もございませんでしたし、そのあたりについての協議というのはなされてきておりません。これは我々からも投げかけていないこともありますけれども、惣慶区からもそういった話し合いを持とうということはございませんでした。そういう流れの中で現在になっていると思っています。いろいろと土地の権利、村有地ですが入会権ということで、権者会とこの協定を結ぶということは、覚書を結んだということは間違ってはいないと思うのですけれども、事業をどうこうという話というのは、その当時から現在まで正式な形での要望ということはございませんので、今に至っているということだと理解しております。 ○議長(石川幹也) 新里文彦議員。 ◆3番(新里文彦) 答弁ありがとうございます。こういった面から、やはり稼動において、この土地利用の流れは今確認できたのですが、今度搬入路の計画で、農道を通す。こういったものから、この一般のごみを運びながら、ちゃんと焼却炉まで届けばいいのですけれども、不法投棄というのですか。落下したり、また故意に不法投棄をされたり、やはり目が行き届かないところがあり、衛生面等がよくないと懸念される声もあります。そういった面で、やはり今後のルートと、また土地のいろいろなごみが捨てられて処分できない農家の補償とか、いろんなものが出た場合にどんな対策を講じているか。この辺を伺いたいと思います。 ○議長(石川幹也) 仲間村民生活課長。 ◎村民生活課長(仲間貢) それでは3番 新里文彦議員にお答えします。 やはり落下物については、村のほうで対応して片づけるということになっておりますので、今現在、不法投棄についても発見した場合には、村の不法投棄の係がおりますので、回収して粗大ごみ置場のほうに搬入して、また業者のほうで処理をしてもらうということになっております。 ○議長(石川幹也) 新里文彦議員。 ◆3番(新里文彦) やはりこの通りは一般車両、また農耕車両、いろんなものが通って、事業系車両、またそういったものが通るに当たり、その辺の安全確保等、やはり住民の不安等もあるのですけれども、この辺の整備計画も含めてどのような考え方を持っているか。農耕車両とか、この辺で畑を営む方なんかがいて、出荷、選別、いろんなものがあります。そういった面で、金武からも2トン車でごみを持ってくるとか、事業系ごみというのはパッカー車だけではないです。一般ごみもありますよね、受け入れてといるようなことで。そういった安全確保の形では、どのように考えているか。この辺の整備の余地もあるのか。この辺までやはり財産にかかわるものだと思います。畑の仕事をしながら、いろんな形で。今までここに車をとめられたものが、とめられないような状況になっていくのか。この辺の整備計画はどう思うか。農道を使うに当たって、その辺伺いたいと思います。 ○議長(石川幹也) 仲間村民生活課長。 ◎村民生活課長(仲間貢) ちょっと確認したいのですが、これは搬入ルートの件なのですか。整備ではないですね、搬入ルート。 それでは引き続きお答えします。宜野座村については、主に福山区の中央線というのですか、以前から使っている進入路のほうを利用するということになっております。これは福山区とも調整は済んでおります。ですが、金武町から運ばれるものについては、いろいろとパッカー車なり、また許可業者なりが結構あるものですから、今まだ答えとしては出しておりませんが、2つ今掲げております。一つは今工事車両が通っているところがあるのですが、そのルートと、また漢那ダムのほうから入るルート、今2カ所を検討しておりまして、これはやはり地域の理解と協力を得ないと決定することができなくて、今地域のほうに話を持ちかけて調整をしているところであります。それから道路の、最初に申し上げた農道を通る件なのですが、確認したところやはりカーブミラーとか、あとは十字路というのですか、交差点みたいなところが多くて、大分危険ではないかと個人的には感じておりますので、また新たにルートがあるのか。それとも漢那ダムの方向のそこがいいのかというのは、これから検討して協議をしながら進めてまいりたいと思います。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 今、村民生活課長からルートの案の件がありましたけれども、まだ地域との調整等いろいろございますが、もし決定した際は道路標識になるのか、注意喚起の看板になるのか、そういったものも踏まえながら、安全管理には万全を期していきたいと思っています。また今現在、一般の方が以前の許可をそのまま持っていって、一般の方が自由に入れるような、ごみを直接捨てられるような状況もまだあるのですけれども、そういったものについても新しい施設については、ある程度制限をかけていこうと。事業系ごみについても有料化していこうというような議論も今出ておりますので、そういうことになりますと、ある程度車両の数も制限しながら、ちゃんと責任を持った方でごみが搬入できるような環境にも近づくのかと思っていますので、そのあたりも含めて今協議をしているというようなことでございます。 ○議長(石川幹也) 新里文彦議員。 ◆3番(新里文彦) やはり農道を通るということは農作物に被害、またそういった面から堆肥の盗難、農機具の盗難等があるかもしれないというような状況です。誰が通っているか、わからない。そういった面から、やはり人目につくところの通りを優先的に通して、盗難や知らない人が通るなどの通りをつくらないようにという要望で、考えていただきたいと思っています。なぜその話をやるかと言うと、うちの惣慶区のほうでさとうきび生産組合のほうで研修がありました。その当日に、一輪車、くわが盗難に遭う被害があり、そういった面から翌日、サトウキビ担当の方にこういったものがあったから、ちょっと注意喚起をしてくれというようなことがありまして、やはり人目が届かないところでは何があるかわからない。またそういった作物泥棒もあるかもしれないし、買ってきた堆肥泥棒もあるかもしれない。そういった盗難に応じた対応とかというのを、知らない人が通って、また誰がも誰がも行き来するような通りになってしまえば、やはり被害をこうむるというような二次的な連鎖が入るのかと思いまして、その辺も含めて検討していただければと思っていますが、どうですか、村長。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 今、議員がおっしゃることも一部理解はできますけれども、一方で住んでいる住民の立場になった場合、交通安全という視点から見たときに、住宅街というのはなるべく車を少し減らすというような考え方というのは、やはり地域の要望があります。福山区、また漢那区のほうでも以前からそういう話があって、今進入ルートについては調整をさせていただいているような状況もございます。農地のほうからいろんな、盗難の可能性があるということもございましたが、真っ昼間に、実際ごみの搬入は基本的に午前・午後というような明るい時間での車両の通行でございますので、そういう視点から見た場合に盗難というのが起こりやすいような状況というよりも、逆に夜間とかそういった本当に暗い時間のほうが多いのではないかというようなことも私としては感じます。どちらかというと、やはり子供たちとか生活環境、日常の生活空間の中に、こういった外部からの車両というのは極力通さないほうがいいという考え方は、やはりこの進入ルートを決定する上で地域住民の声としてあるというのは事実ですので、それを踏まえながらどう理解を得るかというのは、これから調整していきたいと思っております。 ○議長(石川幹也) 新里文彦議員。 ◆3番(新里文彦) ぜひ調整していただいて、やはり不安のないような形にやっていただきたいと思います。 そういった面から、あと一点だけです。この区財産用地を利用した形で、やはり粗大ごみ袋の販売の事業もとうとうして、惣慶区が販売させていただけないかという事業依頼をできないかというようなことで、そういった形から惣慶区民、また若手、高齢福祉の医療、もろもろに対して、協力していけるというような形もありますが、販売権を惣慶区に検討できないか。この辺どうお考えか伺いたいと思います。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えいたします。 細かい話は、また村民生活課長にお願いしたいと思っていますけれども、先ほども答弁させていただきました。今議員からの話が、初めて今回受けて、まだ区からこういった事業などについての要望というのはこれまでありませんでしたので、また我々がまだ正式な形でそういう要望も受けておりませんので、またこういった意見があるということは頭の中に入れておきながら、また区の中で実際その事業は受けられるのかというようなことも出てくるかと思いますので、そのあたりについてもぜひまた内部でというか、区の中で議論をしていただければと思います。今のごみの事業については、細かい分はまた現状については村民生活課長のほうから答弁をお願いしたいと思っています。 ○議長(石川幹也) 仲間村民生活課長。 ◎村民生活課長(仲間貢) 引き続きお答えいたします。 ただいま商工会のほうで受託しておりますが、そちらになぜ決まったかという経緯がありますので、こちらを御紹介いたします。最初、平成23年9月より村商工会のほうに委託されておりますが、その当時いろいろ検討した結果、やはり商工会と、またごみ袋の販売店、登録店があるのですが、そことの情報交換会をしたり、また商工会の会員の拡大ということを踏まえて、地域の活性化が図られるのではないかということで、その当時商工会のほうに決定しております。その以後になりましては、そちらのほうが好ましいということになっておりましたので、随意契約のほうで今まで継続して契約している状況がございます。 それから、実際どの程度の委託金を支払いしているかということになりますと、平成30年度の実績によりますと224万円、商工会のほうに委託料をお支払いしております。この計算につきましては、1枚7円の計算で商工会のほうに委託しております。商工会につきましては、小売店のほうには1枚3円のほうで手数料の支払いをしているということになっております。224万円で、これは実績ではなくて単純計算のほうになるのですが、4円を商工会のほうで収入した場合は、128万円の収入が商工会のほうになると。これは実績ではなくて単純計算になりますので、その程度入っているということになります。販売店の変更につきましては、これまで検討したことはございませんが、やはり地域からの要望、惣慶区、また杣山権者会のほうからも今要請とかはございませんので、まだ検討したことはございませんが、要請等があればまた内部で検討して、どうするかというのはまた検討事項になるかと思います。 ○議長(石川幹也) 新里文彦議員。
    ◆3番(新里文彦) 平成23年度、金武、宜野座がごみ袋の販売開始に伴って、そういった面から9年たち、翌年には10年目ということで、各区からの要望があれば、ぜひ対応をしていただきたい。惣慶区からの要望、また杣山権者会からの要望があれば、対応していただきたいと思っております。この質問は終わりたいと思います。 2点目です。役割と関連に対してです。やはりこの行政と協議会と民間事業所、連携組織体系、この相談窓口はどのようになっているのか。この辺民間組織ですか、民間福祉事業所というのですか。そういった面から、どのように相談なさっているか、この辺もう一度お願いできますか。 ○議長(石川幹也) 平田健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(平田義史) 3番 新里文彦議員にお答えします。 民間事業所との連携ということでありますけれども、村では地域包括支援センターを設置しております。村民の皆さんが高齢になった場合、介護が必要なのか。また介護予防が必要なのか。いろいろな問題が出てきます。また地域のコミュニティーの中で、どう支援していったらいいか。また、医療はどうなのか。そういった総合的な部分を最初に受け皿、窓口となるのが役場の中であります。それが包括支援センターであります。包括支援センターの中には専門職がケアマネジャー並びに看護師、保健師、社会福祉士、それぞれ配置しております。その中で相談を受けて、また介護認定の申請のほうも行っております。また村が行う介護支援、また広域で申請して介護認定を受ける。要介護なのかどうなのか、そういった判断もしたりします。その中で村内の民間事業所が2000年の介護保険法施行以来、民間の参入を受けて、そこへサービスの提供もできるということで、村はそちらで紹介等を行って、サービスにつなげるという体制をとっております。社協についても、その中でデイサービス等の利用もございますので、またケアプランの作成等も依頼しているところがありますので、それぞれを含めて、村が地域包括支援センターが中心になって、村民のサービスにつなげているところです。 ○議長(石川幹也) 新里文彦議員。 ◆3番(新里文彦) このサービスに努めるために、いろんな事業所が村内にあると思うのですが、老人ホーム、いろんな施設があって、そういったものから今区で取り組むような形にはなっておりますが、要支援とかこういったものが地域で取り組むというような形で、要介護がまた対応されていると。そういった面でやはりこの基準をどういうふうに、またどういった事業所、やはり行政だけではなく、また社会福祉協議会だけではなく、やはり事業所の力を上げないと。そういった高齢社会に応じて対応ができていかないのではないかというような思いで、民間事業所はどういった形で入っているかということをもう一度確認したいのですが、連携としてですね。 ○議長(石川幹也) 平田健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(平田義史) 3番 新里文彦議員にお答えします。 村長から答弁もありましたけれども、そういった事業所と定期的に情報共有、また利用についての話し合いも、うちの職員も含めて行っている状況があります。ただ入り口が、申請の窓口はうちのほうでやって、認定は広域連合のほうからまた判定が来て認定とかを受けていくのですが、要支援1、2というのは村のほうでやる義務があるのですけれども、要介護になってきますと広域連合の管轄になるので、その認定の介護度が決定された場合には、利用者に対して村内事業所も含めて老人ホームもありますし、有料老人ホームもありますし、小規模の事業所もあります。また、社協でのデイサービスもあります。そういった民間事業所も含めた部分で公平な紹介、また施設の紹介を行って、あくまでも利用決定、このサービスを受けたいという方の決定については、家族さんを含めて利用者が決定するものでありますので、村は公正に紹介を行って、また専門職も含めてどういったサービスが向いていますという情報共有も行って、適切なサービスに努めるようにしております。 ○議長(石川幹也) 新里文彦議員。 ◆3番(新里文彦) 利用者が決定すると。家族と相談して行うというようなことで理解をしています。そういった面で、村内事業所がどのように利用状況を把握されているか伺いたいのですが、施設利用です。村内にある事業所が、利用状況を伺いたいのですが、どういった形で動いているか。 ○議長(石川幹也) 平田健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(平田義史) 引き続いてお答えします。 まず社協については、通称というかデイサービスのほうがありますけれども、そちらのサービスが現在25名から30名程度でしょうか、利用の数字があると思います。ただ、小規模の地域密着型の施設が2カ所ありまして、こちらは登録制でありまして、まず最初に登録して、小規模の場合はショートステイ、通い、訪問介護、それぞれできますので、その登録の皆さんが利用できるという施設でありますので、現在2カ所ありますけれども、1カ所は3件、4件ぐらいの登録ということを聞いています。また、もう1カ所につきましても、10名以内の利用登録があるということを聞いております。それ以外に有料老人ホームがありますので、正確な数字は今持ち合わせてはないのですけれども、そういった形で情報を私たちはとっております。 ○議長(石川幹也) 新里文彦議員。 ◆3番(新里文彦) ある老人ホーム施設がこの小規模型はなくなるというようなことで、ここに通っていた方がちゃんと案内されて、こういった形で高齢者の方を対応されているのかというような心配がありましたので、それがどのように分散されているかというような事業利用の状況を聞いたのですが、そういった面からその対応に応じて、この利用者の移動するあれをどのような基準でやられているか、答弁をお願いします。 ○議長(石川幹也) 平田健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(平田義史) 引き続きお答えします。 窓口での事業所の説明、サービスの内容説明は家族の皆さんに行っているところですけれども、例えば小規模が利用できなくなるということでしたら、住民の方のニーズに対する受け皿が減少するということはとても問題だと思っております。現在そういった情報も含めて、利用者並びに家族の方へ情報共有、話し合いも持って、包括として相談を受けて、支援が途切れることがないように、そういった事業相談についても適切に行っていくところです。 ○議長(石川幹也) 新里文彦議員。 ◆3番(新里文彦) こういった面から、やはり包括の重要性、責務とかいろんなものが見えてきます。本当にお疲れさまです。そういった面から、やはり社会福祉協議会の中に包括支援センターを置いて、そういった対応の中から家族が集まりやすい。また、そこに事業所との連携を組むような組織体系ができないか。その辺の計画とかというのは持ったことはありますか。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 包括支援センターにつきましては、今村のほうで運営しているところなのですけれども、別の地域では社会福祉協議会で運営しているところもございます。また一方で役場に対しては、ちょっと敷居が高くて行きづらいというような意見を述べられている住民の方がいたりとかということもございますので、どういう形がいいのかというところは、まだ全く協議はしてないのですけれども、いずれにしましてもやはり本来の目的であります、住民にとって足が運びやすくて、きちんとしたサービスが提供できるような環境はどういった環境かというのは、今後検討していきたいと考えております。 ○議長(石川幹也) 新里文彦議員。 ◆3番(新里文彦) ぜひ包括支援センターのほうが、看護・保健師、また社会福祉士といったすごい人材がそろっています。そういった面で、やはり社会福祉協議会と一つになって、また一事業所と連携協力がとれれば、こういった流れがもっとスムーズに、またこういった人の確保も難しくないのかと。もっとスリムになるのかと。また、役場に来て相談をするよりは、向こうに行って、もっと話しやすい相談の場所の窓口が開けるのではないかというような思いから、今後の検討をぜひお願いしたいと思っております。 利便性のあるやり方で要望して、次、次世代育成支援等ですが、国が策定されました。宜野座村でも平成23年に策定計画が行われ、毎年事業所と、また毎年公開するような形でやっていかないといけない。市町村行動計画というようなものがあります。そういったものについて、市町村の行動計画はどういった形があったのか、確認させていただきたいと思います。村長、お願いします。 ○議長(石川幹也) 平田健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(平田義史) 引き続き新里議員にお答えします。 時限立法で平成17年から10年間、次世代育成対策推進法ということで策定してきたところでありますけれども、この行動計画のさらなる推進という観点から、これが10年延長されているということで任意の策定であったのですけれども、本村は宜野座村子ども・子育て事業支援計画ということで、第1期の計画を平成27年から平成31年まで策定しております。現在、ことしに入りまして、また数回会議を重ねておりまして、第2期の子ども・子育て事業計画に組み入れて、この計画策定を行うということで今やっております。昨今、子供を取り巻く環境はいろいろ変わってきておりまして、認定こども園の問題もあります。要するに、幼稚園の教育の部分と、うちの福祉の保育の部分、そういった部分もいろいろ計画が時代の流れで変化してきている部分もあります。それを踏まえて教育課のほうとも協議を重ねておりますので、この行動計画は引き続いて、子ども・子育て支援計画に続いて策定を進めている段階です。 ○議長(石川幹也) 新里文彦議員。 ◆3番(新里文彦) 子供たちの心身、また健やかな成長に資するために、教育環境の整備というようなことで、そういったものから幼保一貫型体系と、またいろんな幼稚園までの放課後預かり等、こういった流れを次世代育成支援計画の中に盛り込み、もっとこの学びの場、また教育の場を充実させていただけないかというような思いで今回この一般質問をしておりますが、今後の計画として、この子供の待機児童とか、また放課後児童の居場所とか、段々クリアしてきているのです。そういった面から、次の方向性の重点目標はどれに置かれているかということを聞きたいのですが、その辺は村長、どうでしょうか。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) それでは引き続きお答えします。 先ほど私も、健康福祉課長もお話ししていましたけれども、村のほうでは次世代育成支援計画の市町村行動計画というもの自体は、単独では策定していなくて、その内容を子ども・子育て支援事業計画の中に組み入れているということでございますので、それは御理解ください。今ありましたとおり、待機児童解消というのは継続的にやっていかないといけない事業なのですけれども、松田保育園のほうで、ひかり保育園ですね。分園ができたりということで、またいろいろと待機児童解消については取り組んでまいりました。 また学童の部分、またその前に幼稚園の放課後の預かり、それについても6時半までというような形で拡充などをしてきたのですけれども、やはり今後時代の中で、先ほど課長からもありましたが認定こども園の話というのは避けて通れない問題だと思っております。ですから、村のほうでも限られた財源の中でより効率的に子供たちにとっていい環境づくりをするかということを踏まえて考えると、まだ確定ではないのですけれども、認定こども園というのも当然視野に入れて協議はしていかないといけないだろうということを考えています。ただ一方で、幼稚園の立場、また村立保育所、また認可保育園、民間もございますので、そのあたりのお互いのすり合わせというものはどうしても必要になりますので、そういうことも踏まえて協議は継続してやっていきたいと。現在はそこが、今後重点的な協議の場になっていくのかと考えています。 ○議長(石川幹也) 新里文彦議員。 ◆3番(新里文彦) ぜひ教育課と協議をしながら、よりよい環境、よりよい学びの形を育成支援として村はやっていいただきたいというような要望で終わります。 次に高齢者保健福祉についてですが、生活コーディネーターとした中心の中で、体系・体制は各区がんじゅう体操とかいろんなものがあると思うのですが、専門の方に委託しているというようなことで、こういった方をやはり雇用を求めてやればできるのではないかということで、この辺の各地域でできること。また、そういった人材、これはどのような形で行われているか。この辺伺いたいと思っているのですが、説明できてない。 ○議長(石川幹也) 平田健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(平田義史) 引き続きお答えします。 各区でうちの包括の職員が出向いて、ぬちぐすいのことをやっておりますけれども、また各区区民でも行われておりますが、民間の事業者に確かに委託して、そちらで一緒になって高齢者の皆様は健康づくりに取り組んでいる状況もあります。そこはあくまでも専門職の方ですので、ちゃんと事業所に委託しておりますので、もし村内というか、これはうちの健康づくりの部分にもかかわるところなのですけれども、そういったこともまた今後検討していきたいと思います。 ○議長(石川幹也) 新里文彦議員。 ◆3番(新里文彦) これにおいて在宅系サービス利用とか、また障がい者ケアの連携とか、こういったものが高齢者保健福祉の中で対応があると思うのですが、余りにも福祉関係のウエート、事業が幅広くて、この包括にしても、健康福祉課にしても対応しきれてないのではないかと思いまして、事業自体がやはりどの形で進められているかがわからない。どこまで委託のか、どこまでやるのか。それがまた、どこで社協なのかというようなことで、全然把握ができていないような状況なのです。それで高齢者保健福祉の中で、この障がい者ケアの連携とか、在宅系サービスを活用されているか。この辺伺いたいと思います。 ○議長(石川幹也) 平田健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(平田義史) 引き続きお答えします。 社協につきましては、村の行政も一緒になって補完的な立場で、それぞれ情報共有をしながら、村民福祉の向上のためにお手伝いいただいているところもあります。まず地域包括ケアシステムという考えがありまして、一番大切なのは村民の方が住まいにいらっしゃって、その方々に介護が必要だったら介護サービス、通所とか入所のサービスです。また医療が必要になれば、通院とか入院とかの訪問支援とか、いろいろなサービス、そういったものもやってもらいます。また生活支援、介護予防が必要ということでしたら、各自治会での活動やボランティア、いろんな団体も一緒になって、そういった地域での支援もやってもらうとか。見守りも含めてなのですけれども、そういったものもいろんな分野が多岐にわたるので、高齢者も含めて村民の安全・安心な暮らしを守るというのは、子供からお年寄りまで障がいのある方も含めて、全て包括した考えをもとに、うちはいろいろな事業を展開しているところであります。ちょっとわかりづらい部分もたくさんあるとは思うのですけれども、それもまた村民にわかりやすく、また社協は社協の活動、行政がやることは行政側での説明を今後また検討して、わかりやすい説明を行っていきたいと思います。 ○議長(石川幹也) 新里文彦議員。 ◆3番(新里文彦) 今言いたいのは、本当にどこが何をやるのか。どこが何でというような仕分けが本当になされていないのではないか。それ以上にウエートがある仕事をされていないかというようなことで、ちゃんとした包括、健康福祉課、社会福祉協議会、委託というようなことでちゃんと仕事を分けて、またどこがちゃんとやるべきというようなことで高齢保健の使い方のやり方を見える化にしてほしいというような要望で行っていますので、ぜひ分けて対応していただきたいと。また、村民にもわかりやすいような窓口があればと思っておりますので、その辺もあわせて今後の対応を計画していただきたいと思って、この質問は終わります。 その後で、障がい児(者)の計画において、いろいろ答弁いただきました。その中で、地域で働ける環境、やはり前は花の苗を植えたり、売ったり、いろんなものがありました。今キビとかをやってはいるのですけれども、そういった面で雇用対策、モップをかけたり、草を刈ったり、また緑化振興のこの植栽に当たったり、いろんな農業研修センター、各課の対応に当たる事業はできるものはあると思うのです。サーバーファームにおいても、モップをかけたり、何やったりというような、やはりこの訓練を受けてきています。そういった方なんかの雇用体系を今後はどのように村は取り扱っていくか。採用されていくか。また、されないのか。計画があるのか。この辺で村長、答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(石川幹也) 下里総務課長。 ◎総務課長(下里哲之) 新里文彦議員にお答えいたします。 現在村の中では、宜野座村役場の法定雇用率が2.5%ということで法律で定められております。現在の雇用率につきましては2.99%ということで、達成はしております。現在もう少し雇用できないかということで、各課の中でもどういった業務で、どういったところにそういった形で配置できるかというのを検討しなさいということを、課長会の中でも話し合いが最近行われたところであります。今後もこの会議の中でどういった職につけていくのかというのを含めて、庁内を挙げて検討していきたいということで考えております。 ○議長(石川幹也) 新里文彦議員。 ◆3番(新里文彦) ぜひこの家族が安心して、また地域で支え合い、地域で生活、自立するという対応で雇用の幅があれば、この御家庭も安心して、また本人もやはり地域で知り合いとやっていけるというような横の輪の触れ合い方があると思います。そういった面で、ぜひ今度のマンパワーが足りないのであれば、そういった形で戦略的にやっていけるように要望して、今後も推進していただければと思っておりますので、ぜひ御検討いただければと思っています。そういった面からこの質問は終わりますが、最後の社会福祉協議会の開催として、やはりこの事業、理事評議委員会、議員室にあったのですけれども、これをいろいろ見させていただいて、この結果と対応は載っているのですが、その改善、また新たな事業、今のニーズに合ったものとかというのがなかなか見えてこない。協議されている場所があるのか。その辺有識者、また区長、またいろんな方を含め、その理事に入っておられると思いますが、ここでこの新たなスタイルで、独居老人対策とかそういったものはどのような取り扱い、もう毎年、年々宜野座村の大切な命が亡くなっていくというような形で、その対策、対応。そういった事業に踏み込んでも、やはり届かないところがあると思います。そういったものから虐待防止、更生保護、いろんな形が求められている社会福祉協議会の中で、こういったものをどういうふうに取り上げるのか。今の時代に適した対応がどうなのか。ウエートは大きくなりますが、そういった活動の内容が、今介護だけにしか見えない。ほかにも必要な事業はあると思うのです。その辺、今後村長の指導、また協議のもと、どのようなお考えがあるか、伺います。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続き答弁させていただきますが、社協のほうはどうしても人数の多いデイサービスのほうが目につきがちですけれども、決してそうではなくて、配食サービスだとか、また緊急時の通報、支援のサービスだとか、そういったサービスというのは実際行われております。ただ、やはりこの独居老人の皆さんなどが、急に体調を崩したりというようなことなどの対応というのは、なかなか行政、また社協でも全てカバーできるかというのが難しいという現実の問題としてあります。だからこそ、今協議体などの話し合いもしていますけれども、漢那区で進められています地域支え合い隊とか、そういった部分の中で、地域の中でお互いを支え合っていくというような環境づくり、そういったものもどうしても必要になってくると考えております。もちろんその組織に行政は丸投げするというつもりは全くなくて、やはりお互いでそういう補完していくようなことをやっていかないと、なかなかこの問題というのは解決できないだろうと思っておりますので、もちろん時代に合ったサービスが何かないかということは引き続き検討してまいりますけれども、ぜひまた今村のほうでも地域の皆様にお願いしながら、協議体の部分の設立についてお願いしていますので、ぜひその部分も含めて高齢者の皆さんが住みなれた地域で安心・安全な環境の中で過ごしていけるような地域づくりについて、みんなで取り組んでいけたらと思っておりますので、どうぞそのあたりについても御支援いただければと思います。 ○議長(石川幹也) 新里文彦議員。 ◆3番(新里文彦) 本当に福祉においては、もうどこからどこまでやっていいのかわからないぐらい、大きな仕事が山積みされていると思っています。皆さん、またこの事業所系もみんな頑張っていると思います。そういった中で、どこが何をやる。誰がどんなやる。このチームは何をちゃんと全体で把握しているというようなことでやっていただけるような仕分けと、またこの事業において肝心のチェック幅が、また提言が届くような状況をつくっていく組織であれば、この障がい福祉、高齢福祉、母子寡婦支援とかいろんなものが充実していくだろうと思いますので、お互い協力できることはやりながら、またその組織をもっと向上させる。団塊の世代が上がってくる今だからこそ、今でちゃんと体系を整えておかなければいけないのではと思い、この一般質問をさせていただいていますので、今後福祉に強い宜野座村を目指して、御検討、対応をまたよろしくお願いしたいと思い、私の一般質問を終わりたいと思います。 ○議長(石川幹也) これで新里文彦議員の一般質問は終わりました。 暫時休憩します。             (15時40分) 休憩前に引き続き会議を開きます。                      (15時50分) 順次発言を許します。 眞栄田絵麻議員。 ◆6番(眞栄田絵麻) ハイタイ、グスーヨー、チューウガナビラ。笑って元気の眞栄田絵麻です。チューン ユタシク ウニゲーサビラ。質問の前に所感を述べさせていただきます。光陰矢の如し、令和元年もあと22日ですが、私自身にとっては、この元年、喜び事が続き、大変幸せな一年といっても過言ではありません。がしかし、10月31日未明に発生した首里城火災、沖縄の象徴として、県民の心のよりどころとなってきた宝が、一夜にして灰になってしまいました。真っ赤な炎が夜空に浮かび上がり、あでやかな正殿が無残にして崩れ落ちていくなすすべのない光景に、現実のものとして受け入れることができず、我が身を引き裂かれたような悲しみと喪失感で、ずっと涙がとまりませんでした。県民に大きな衝撃と悲しみを与えてしまいましたが、しかし多くの人が自分に何ができるのかを考え、再建に向けた募金などの活動が全世界に広がり、義援金も続々集まっています。この1カ月余り、ウチナーンチュの前向きな強さと明るさを見た気がして、逆境にへこたれず、乗り越えてきたウチナーンチュの底力を改めて誇りに思います。再建まで乗り越えなければならない課題は多いのですが、幅広い支援の力と英知を結集し、一日も早い実現を望んでおります。それでは通告に従い、一般質問をさせていただきます。 まず1点目は、辺野古新基地建設問題についてです。埋め立て工事の土砂投入の進捗状況率がおよそ3.1%にとどまっていることが、沖縄県の試算からわかりました。安倍政権は民意を無視して土砂投入を強行していますが、埋め立て区域の大部分を占める大浦湾側に広がる軟弱地盤の存在や、土砂搬入を阻止する県民の粘り強い闘いにより、工事は大幅におくれています。追い詰められているのは日本政府のほうです。仮に、辺野古埋め立てが完了しても、軟弱地盤は90メートルの国内の施工能力を超えた工事自体が不可能だそうです。そこで地盤改良のためには、玉城県知事の承認を得る必要があります。政府はことし2月に設計変更申請を行う考えを示しましたが、いまだに提出されておらず、工期も見通されていません。護岸全体の実施設計もいまだに示されていません。県は、工事はかなりおくれているとの認識を示しておりますが、この状況について、村長の見解をお伺いいたします。 2点目、国民健康保険事業の広域化についてです。(1)平成30年度より持続可能な社会保障制度の確率として、都道府県が国保財政運営の責任主体広域化に伴う本村の進捗状況について伺います。(2)保険料の収納率について。(3)国保加入世帯及び滞納世帯について。(4)滞納者への取り組み状況について。(5)滞納処分の内容と実績について。(6)国保加入世帯で医者にかからなかった世帯があるか。特典などの状況は。(7)収納率の目標達成状況について。(8)1人当たりの医療費の推移と特定健診受診率の推移について。(9)健康づくりの取り組み状況について、お伺いいたします。 3点目ですが、高齢者向け運転支援装置補助について。高齢社会が急速に進んでいる中、高齢者による自動車の死亡事故や交通事故が全国で相次いでいます。買い物や通院など、車は生活の一部であり欠かせないものであるが、運転免許証の自主返納をためらう方が多いのが現実だそうです。ですから、車の誤発進を未然に防ぐ抑制装置の設置促進のための取り組み、そして補助する考えはないですか。以上のことをお伺いいたしますので、どうか誠心誠意で答弁をお願いいたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) それでは、眞栄田絵麻議員の一般質問にお答えいたします。 まずは辺野古新基地建設問題についての御質問にお答えします。護岸工事の遅延や軟弱地盤の問題については報道等で確認しておりますが、報道で行われている情報以上の情報は私としては得られていないのが現状でございまして、現在候補地が構造上適切な場所なのかどうかなど、工事の内容について予断を持って答弁することはできません。また、この問題につきましては、現在、国と県とは係争中でありますし、これまでも再三にわたって申し上げてまいりましたが、宜野座村長として辺野古移設問題に係る諸手続などについて権限を有していないというのが現状でございまして、今後も国や県の動向を注視していくしかないと考えております。もちろん宜野座村長として、本村における米軍基地から発生する諸問題については、関係者に対してしっかりと本村の現状を伝え、諸問題の解決や改善、そして負担軽減につながるように今後も行動していきたいと考えております。 2点目の国民健康保険事業の広域化についてでございますが、(1)から順序よく答弁をさせていただきます。国民健康保険事業は、これまで市町村が保険者として運営しておりましたが、平成30年度からは国保の財政を安定させ、事業を効率よく運営させることを目的で、都道府県と市町村が共同保険者となって運営される形となり、国保の財政運営が都道府県主体になりました。都道府県の役割は財政運営、給付費等の交付、標準保険税率の算定などであり、市町村の役割は保険証の発行や保険税率の決定、保険税の賦課徴収、給付、保険事業等の実施などとなっております。市町村は都道府県へ納付金を納め、都道府県より保険給付費等交付金をもらう仕組みとなっております。広域化され1年半を経過しましたが、運営については大きなトラブルはございません。しかしながら、介護保険と同様、保険料の県内統一化については継続協議となっております。 (2)の保険料の収納率についてでございますが、平成30年度、現年度分95.32%、過年度分が47.35%、合計90.58%となっております。 (3)の国保加入世帯及び滞納世帯についてでございますが、国保加入世帯数は平成30年度で1,030世帯でございまして、村世帯数が2,492世帯でございますので、その41.3%となっております。また、平成18年度から平成30年度における滞納世帯は169世帯でございますが、今年度に入り73世帯より徴収することができまして、現在96世帯が滞納世帯となっております。 (4)滞納者への取り組み状況についてでございますが、電話勧奨や訪問、分納などの納税相談、督促状や催告状の送付、短期証の交付、保険給付費の保険税への充当や村民税未申告者への申告促進、実態調査などを実施しております。 (5)の滞納処分の内容と実績についてでございますが、滞納者に対して督促状送付後に保険税の収納がない場合に、催告状を送付します。そこで連絡のとれた方については分納誓約や充当承諾等をもらいます。一方連絡のとれない方については差し押さえ対象となります。現在滞納処分としては、杣山権利者会の報奨金の差し押さえを行っており、平成30年度は6世帯20万1,300円となっております。 国保加入世帯で医者にかからなかった世帯、我々は無受診世帯と呼んでおりますが、平成30年度は81世帯となっております。無受診については体調管理をしっかりやった上で、健康なので病院へ行かない場合と、病院を受診しなければならない状況だけれども、健康状態に全く興味がなくて受診しない場合のどちらも含まれます。調子が悪ければ、早目の受診。病気があれば治療をしっかり行うなど、医療費適正化においては大切なことでございます。医療費を使わないからいいというわけではないので、無受診世帯に対する特典などは設けておりません。 収納率の目標達成状況についてでございますが、収納率は保険者の人口規模別に県によって定められており、本村の場合は94.5%となっております。先ほど申し上げた収納率の現年度分が対象になりますので、本村は95.32%と県の目標値を達成しております。 8点目の1人当たりの医療費と特定健診受診率の推移についてでございますが、1人当たりの医療費は平成28年度28万5,580円、平成29年度33万7,055円、平成30年度32万5,255円となっております。特定健診受診率につきましては、平成28年度が58.8%、平成29年度が57.1%、平成30年度が54.6%という状況です。 (9)健康づくりの取り組み状況についてでございますが、国保保険事業においては特定健診、特定保健指導を初めとして、糖尿病や動脈硬化を診る2次健診がございます。また、糖尿病重症化予防事業では高血糖者を医療機関へつないだり、糖尿病の治療中ではあるけれども、数値のコントロールの悪い方などを対象に栄養指導などを実施しております。健診未受診者対策としまして、年齢及び継続受診の有無で対象者を選び出し、電話・訪問などによる受診勧奨を実施しております。また、昨年度よりスタートしました国保インセンティブ事業を実施したことにより、保健指導面接の回数がふえ、これまで結果説明に対して無関心だった方が説明を受けたり、健康ウォークやいきいき健康フェスティバルの参加動機となったりしております。国保保険事業だけではなく、一般の健康づくり事業等も組み合わせて取り組みを進めております。 次に、3点目の高齢者向け運転支援装置補助についてお答えいたします。近年高齢者のアクセルとブレーキペダルの踏み違いによる急発進を防ぐ後づけの装置が開発され、東京都を中心に一部の自治体で独自に取りつけ費用の一部を補助する制度を設けております。県内でも石垣市が11月から事業を始めるとして新聞報道があったところです。また国においても、今年度の補正予算で高齢者が自動ブレーキなどを搭載した車を購入する場合や急発進を防ぐ装置を今乗っている車に後づけする場合に補助を行う方向で、補助金の額などを調整している段階と聞いております。本村においても、高齢者交通事故防止のための抑制装置は有効な手段と考えており、現在調査を進めていたところでございます。今後補助制度につき、国や県内市町村の取り組みも確認しながら、実施の方向で検討してまいりたいと考えております。 ○議長(石川幹也) 眞栄田絵麻議員。 ◆6番(眞栄田絵麻) 御丁寧に御答弁、ありがとうございました。 さて、1点目のほうなのですけれども辺野古問題ですが、私が議員として、この辺野古新基地問題についてずっと一般質問をしてきました。きょうの質問で21回目になります。なぜ私がぶれずに信念を持って、この質問を続けるのか。村長には御理解できない部分もあろうかと思いますが、大きな理由の一つとして、辺野古新基地建設を強行する政府の姿勢にあります。また、平和で豊かな未来に生きる宜野座村民のため。そしてクヮンマガのため、沖縄県民のため、全て命ドゥ宝につながっています。もうこれ以上の負の歴史をつくりたくない。私たち人間は幸せになるために生まれてきたと思います。みんなが笑顔で幸せに、平穏な暮らしを求めているのではないでしょうか。政府は、違法で無法な埋め立て工事を現在も強行しております。日本が民主国家ならば、国策も遂行が民意と無関係であってはならないはずです。辺野古の美ら海、あの宝の海。生物多様性に満ち溢れた大浦湾に、これ以上の無法な土砂投入を許さないために、これからも私は辺野古新基地建設NOを突きつけて、訴えていきたいと思っております。村長、今私の気持ち、それに対して、少しだけ御意見を聞かせてください。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 この辺野古の移設問題につきましては、これまでも県民投票なり、大きな国政選挙なり、知事選挙なり、県民の民意というのは一つというか、一定の答えを出してきたと理解しております。そういう立場から眞栄田議員のほうも答弁されたと理解しておりますし、今この辺野古移設問題に反対されている人が多くいる中で、眞栄田議員の御意見は最もだというふうに理解しております。 ○議長(石川幹也) 眞栄田絵麻議員。 ◆6番(眞栄田絵麻) 御理解いただいてありがとうございます。 さて、去る9月27日、宜野湾市議会がキャンプ・シュワブ辺野古への移設促進を求める意見書が賛成多数で可決。続いて八重瀬町、宮古島市、石垣市と4つの市と町が意見書が可決されたことに私は大変驚きました。政府の言うことを聞く首長と、そうでない首長で分断されているように見えました。辺野古促進なんてやって喜ぶのは日本政府であり、何か意図的に利益があるのかとも疑ってしまいます。40市町村全てが辺野古反対の民意を示して、それを無視した促進の表明は、県民を分断する行為であり、民意とねじれていると思うが、村長の見解をお伺いいたします。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えいたします。 今、眞栄田議員がおっしゃられていたように他の南部の自治体なり、こういった移設促進に対する決議をしたというのは承知しております。ただ、それぞれの議会の構成については、それぞれの地域の住民が選んだ方が議員になっておりますので、そこの全体の決議について私がコメントする立場にはございません。 ○議長(石川幹也) 眞栄田絵麻議員。 ◆6番(眞栄田絵麻) それぞれの立場でお考えもあるかと思いますが、しかし同じウチナーンチュの県民でありますけれども、私自身はとても残念に思っています。私は分断された人たちの間をつなぐ言葉が必要ではないかと思います。つなぐ言葉は同じ沖縄共通の歴史であり、または先祖が味わってきた悲しみでもあるのです。同じ沖縄の歴史を知り、そして暮らしを知ることができないのか。その中で辺野古と向き合い、そして抗議をする人たちとともにやり続けなければいけないと私は常に思っておりますが、しかし今沖縄防衛局が2018年12月3日、琉球セメント所有の名護市安和の桟橋から埋め立て土砂を搬出してから1年になります。現在は本部港塩川地区と合わせて2カ所から土砂を搬出していますが、先ほども申し上げましたとおり進捗状況は3.1%しか投入されていないとの専門家や県の見方です。村長、その民意を諦めずに、くじけずに戦い続けている私たち、反対する人たちです。その人たちを見て、どう思われますか。そして村長は常に個人では反対だとおっしゃるのですが、そういう中でも立場を考えながら行動しているということを何度も答弁されておりました。もし、もしは通じないかもしれません。一緒に私は村長の今までの答弁をまだまだ疑問にいっぱい思っているのですけれども、そういう中で私は多分問い続けていくだろうと思います。そういったところから、村長にも覚悟というのはあるのでしょうか。答弁よろしくお願いします。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えいたします。 やはり反対の思いをしっかり伝えるということで活動されている人たちは、それだけの思いを持って行動されているのだということはすごく感心しております。ただ、今後私がどう判断するかというのは、先ほども答弁しましたけれども、今国と県は係争中でございまして、きょうの新聞にも少し出ておりましたが、県議会での答弁で最高裁の判決に従うというような答弁もされているようですし、我々行政を担う立場の者としては、やはり置かれた状況の中で国や県の動向を注視しながら対応するしかないと思っておりますので、そのあたりは現段階で今後どういう行動をしていくかというか、どういうふうな判断をするかということについては、現時点では申し上げられません。 ○議長(石川幹也) 眞栄田絵麻議員。 ◆6番(眞栄田絵麻) よくわかりました。それでは時間の都合もありますので、辺野古問題はこれで終わりたいと思います。ありがとうございました。 では次、2点目に入りたいと思います。国民健康保険事業の広域についてですけれども、国民健康保険の財政をどう立て直すか。それから、これは全国の市町村、そして自治体共通の課題でありました。この解決策として、平成30年度4月から国民健康保険の運営主体が市町村から都道府県に移り、本村ではなく沖縄県が保険者となる運営に変わりましたが、沖縄県が市町村ごとの国保事業納付金の額の決定や、それから保険給付に必要な費用を全額市町村に支払うことにより、国保財政の入りと、入るということと、それから出るという、その管理をするという認識でよろしいのでしょうか。まだ私、わかっていない部分もありますけれども、特に区民の皆さんも多分そういった詳しいことをお聞きしたいと思っていると思いますので、少し説明を再度お聞きしたいと思います。お願いいたします。 ○議長(石川幹也) 野辺健康福祉課参事。 ◎健康福祉課参事(野辺あやの) 6番 眞栄田絵麻議員にお答えします。 先ほど議員がおっしゃったように宜野座村のほうから納付金ということで、県が算定するのですが、いろんな計算がありまして、その計算で算定された額を村から納付金として県に納めます。県から交付金という形で、その医療給付費等をもらうという形で運営はされております。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 現状からすると、市町村が必要な経費を入れて、それを県はそのまま持ってくると、サービスに充てるということでありまして、県からの財政支援というのは1円もありません。ただ、事業を一つに集約することで効率化されますので、そういう部分では全体的な経費というのは抑えられるだろうということが言われております。 もう一点、沖縄県の国保の財政赤字の大きな理由というのが、沖縄戦の問題が実はありまして、全国と比較すると前期高齢者というのが少ないのです。この交付金にしましても、1人当たり全国平均の4分の1程度しかないということで、やはりその辺は国の国策の中で、沖縄県の今の現状がございますので、そのあたりについてはどうにか国の支援をしてくれということで、ここ数年国保連合会も含めて町村会、市長会、そういった連盟で要請行動は行っているところでございます。一部は財政的な支援もございましたけれども、依然としてまだこの問題というのは解決していないというような状況でございます。 ○議長(石川幹也) 眞栄田絵麻議員。 ◆6番(眞栄田絵麻) 理解いたしました。しかし、この制度改正による本村への影響、今村長もおっしゃっていましたけれども、やはりまだ財政が厳しい中で、県からそういった補助はないということなのですが、沖縄県が医療費の支払いに責任を負うことから、医療費の急増に対する財政リスクが軽減され、そして財政運営の安定化を図るとされていますが、医療費の支払いについて、結局市町村に納付金額が提示され、それに反映されて市町村に請求されていくわけです。そして、財政リスクが軽減されるという、その具体的なこの内容、その効果についてわかりやすく御説明できますでしょうか。1年間と半年ですよね。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 私が認識している中で、その部分については恐らく県統一の保険税の統一化というところにあると思います。やはりその保険税を全県で統一することで、サービスが少し多いところ、少ないところ、こういったものをどこの市町村に住んでいても、同じ沖縄県で保険税の差がないように、住んでいる地域がそれぞれ違っていても平等にというような考え方で、これは国も進めていることではあるのですが、ただ沖縄県においては島嶼県でございますので、多くの離島を抱えている中でサービスのボリュームの差がすごい大きくあるのです。例えば、宜野座村に県の統一化をされたときに、今宜野座村においては、介護保険の例を挙げます。介護保険の例によれば、今ランク1の部分、一番軽いところにありますけれども、統一化されると間違いなく保険料というのは上がってくると。そういった可能性もなきにしもあらずだというのは、国保でも同じでございます。また、今宜野座村の場合は、この保険税を低く抑えるために一般会計の繰り入れをしております。お隣の自治体などは、今回の統一化を機に保険税を上げるというような話も耳にしております。ですからそういったものというのは、やはり住民サービスというか、住民の負担もふえる可能性があると、上がる可能性もあるということでございます。 ○議長(石川幹也) 眞栄田絵麻議員。 ◆6番(眞栄田絵麻) 住民としては、負担がふえるのが大変なのです。今のこの世の中で、本当に健康保険、私もちょっと高めなのですけれども、厳しいです。そういう中でやはりこういったものを、今県単位化となっても、加入者の構造的な問題と言いましょうか、解決されないのではないか私は思うのですけれども、そういったことはいかがでしょうか。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えいたします。 先ほどもちょっと介護保険の例を出しましたけれども、全国的には統一化しなさいというような指導というか、そういう流れがあります。沖縄県もずっとそういう形で指導を受けているような状況がありますので、今後もこの流れというのは出てくるだろうと思いますし、国保連合会としてもそういった方向で協議したいというようなところはあろうかと思いますが、一方でそれぞれの市町村の健康づくりの取り組みだとか、こういったものが逆に反映されずに、保険税が一方で上がることで、逆にほかの地域の負担をしないといけなくなるようなことになると、やはり健康づくりに対する意欲も自治体としてなくなったりするような可能性もなきにしもあらずだと思っておりますので、そのあたりについてはやはり慎重にしないといけないと思っています。ただ、先ほど申し上げましたけれども、沖縄県の国保の財政的な赤字の大きな問題というのは、先ほども申し上げた前期高齢者の数が少ないというところが一番大きな問題となっていると言われておりますので、そのあたりの改善を早目にしなければいけないということを引き続き要請等を行っていく必要があると理解しています。 ○議長(石川幹也) 眞栄田絵麻議員。 ◆6番(眞栄田絵麻) まだこういった改正後のこの1年半年で、ここまで一生懸命やっているという姿勢は理解しております。よく頑張っていると思います。ただし、いろんな課題がまだ出てくると思うのですけれども、今村長がおっしゃった前期高齢者の改善、そういったものもいろいろとあるとは思うのですが、ぜひ頑張っていただきたいと思います。 先ほど村長のほうから答弁がありましたけれども、保険料の収納率については90.58%でしたでしょうか。これは本当にすごいと思うのです。それから、ちょっと気になるのは国保加入世帯及び滞納世帯についてお伺いしたのですが、1,030世帯が加入で人口が2,400人余り…違う。ごめんなさい。ここのほうをもう一度お聞きしたいのですが、すみません。お願いできますでしょうか。 ○議長(石川幹也) 野辺健康福祉課参事。 ◎健康福祉課参事(野辺あやの) 引き続きお答えします。 国保の加入世帯が平成30年度、1,030世帯で、村世帯数2,492世帯の41.3%となっております。平成18年度から平成30年度における滞納世帯が169世帯、今年度に入って73世帯徴収できましたので、現在96世帯の滞納世帯となっております。 ○議長(石川幹也) 眞栄田絵麻議員。 ◆6番(眞栄田絵麻) ありがとうございます。今その滞納者へのその取り組みは169世帯から、そして今回73世帯から徴収したのですね。そして現在96世帯が滞納となっています。では、この96世帯がなぜ滞納になっているのかという、そういった理由はどうでしょうか。 ○議長(石川幹也) 野辺健康福祉課参事。 ◎健康福祉課参事(野辺あやの) 引き続きお答えします。 平成29年度の杣山権利者会の報奨金の影響もございます。あと、やはりちょっと体調を崩して、仕事が今までどおりできなくなったという方もいらっしゃいます。 ○議長(石川幹也) 眞栄田絵麻議員。 ◆6番(眞栄田絵麻) 今病気で仕事ができないとか、それから権者会のそういったもろもろの中で96世帯の方と言っていますけれども、病気だけではなくて、払う気持ちがあっても払えない。また、払える状況なのに払わないのか。そういったものもありますでしょうか。 ○議長(石川幹也) 野辺健康福祉課参事。 ◎健康福祉課参事(野辺あやの) いろんなパターンがありますので、一概に払う気があるけれども払わないとかということは、今のところ言えないです。 ○議長(石川幹也) 眞栄田絵麻議員。 ◆6番(眞栄田絵麻) いるということではあるのですね。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 滞納者については、やはりさまざまな条件で滞納されていると理解しています。もちろん支払いできるけれども、払わないということになれば、もちろん差し押さえなどそういったことも当然しますし、ただそういった財産がないとか、そういう方などには分納だとか短期証だとか、そういったものはやはり最低限のサービスを受けられるような体制というのは、補完しながら対応させていただいていると思っております。 ○議長(石川幹也) 眞栄田絵麻議員。 ◆6番(眞栄田絵麻) 一応努力して、頑張っているということです。また引き続き頑張っていただきたいと思います。 そして県の目標値達成、94.5%。もう本当にここで拍手したいです。本当に一生懸命皆さんが取り組んでいるということが、この数字でもよくわかります。そして、1人当りの医療費の推移と言いましょうか、特定健診の受診率の推移についてもお伺いしましたけれども、平成28年度が28万円余り、58.8%。平成29年度が33万円余り、57.1%。そして平成30年が32万円余りということで、30万円ぐらいの1人当たりが医療費を使っているということなのですけれども、そういった医療費の中で一番お金がかかるというのですか、医療費がかかるというのは、そちらのほうでは答えられますでしょうか。 ○議長(石川幹也) 野辺健康福祉課参事。 ◎健康福祉課参事(野辺あやの) 引き続きお答えします。 医療費がかかる疾患ということでは、腎疾患とか、あとは循環器の疾患、あと虚血の疾患とかということになります。 ○議長(石川幹也) 眞栄田絵麻議員。 ◆6番(眞栄田絵麻) まだちょっと理解不能です。透析とかも入っているのですか。 ○議長(石川幹也) 野辺健康福祉課参事。 ◎健康福祉課参事(野辺あやの) 引き続きお答えします。 腎疾患の中に透析、慢性腎不全が含まれております。循環器疾患の中に脳梗塞とか、脳卒中が入ります。あと、虚血性心疾患の中に心筋梗塞等が含まれております。 ○議長(石川幹也) 眞栄田絵麻議員。
    ◆6番(眞栄田絵麻) 今の答弁でしたら、少し理解できます。ありがとうございます。 今30万円ぐらいの1人当たりの医療費というのは、皆さんからは高いと思いますか、安いと思いますか、村長。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えします。 高いと思います。ただ、本村の場合は限られた人口ということもありまして、例えば1人が手術をしたりとか、透析者の数も少し多いということになっておりますけれども、そういうことで変動が大きいということは担当から聞いております。いずれにしましても、やはり今の医療費の問題については、我々も健康づくりと並行して改善を図っていかないといけないと考えておりますので、適正な受診も含めてなのですけれども、そういうものを引き続き勧奨して、取り組んでいきたいと思っています。 ○議長(石川幹也) 眞栄田絵麻議員。 ◆6番(眞栄田絵麻) やはり人間は健康であれば、何でもできます。しかし、本人自身がやはり常に自分の健康について認識をしなければ、先ほども話がありましたけれども、病気は持っていてもなかなか病院に行かない、病院ウトゥルーもいるみたいですので。でも、そういったものをどのように指導していくのか。それから特定健診につなげていくのかというのがとても課題になると思います。今後ともそういった面で、やはり健康づくりをやっていただきたいと思っております。私も栄養指導を2回ぐらい受けました。役場に呼ばれました。でも、とてもいろいろと話ができる。「こんなことをしたいのだけど、どうしたほうがいい」とか、いろいろ相談できるわけです。だからそういう面では、楽しく栄養相談もさせていただきました。しかし栄養相談はしたのですけれども、痩せません。そういう中で、そういうふうにして楽しく、そして健康につなげていく指導があれば、また多くの人がそういうふうにして相談に来るのではないかなと思いますけれども、大変多忙なところだと思うのですが、そういったところも努力して、頑張っていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。そして皆さんのいきいきフェスティバルとか、今下のほうに、皆さんがいろんな工夫を凝らしながらピーアールしているところはすばらしいと思いますので、ぜひ皆さん頑張っていただきたいと思います。以上、この件については終わりにしたいと思うのですが、3点目にまいりたいと思います。 高齢者向けの運転支援装置補助についてなのですけれども、先ほども村長から答弁がありましたが、実は私もいろいろ調べてみました。この高齢者ドライバーによるペダル踏み間違いなどによる…、たまに私もあります。65歳ですけどと言いながら、そうではないのですけれども、やはりたまにあります。この交通事故が、大きな社会問題になっております。この急加速抑制装置として機能を有する安全運転支援装置を購入、それから設置できるよう費用を出してほしいと、本村の高齢者の何名かから要望があったのです。それで、私もあったほうがいいと思っておりますが、また高齢者安全運転支援装置促進事業補助金を開始する自治体がふえつつあります。本土のほうでは東京都が初めてなのですけれども、福岡、それから水戸市、調べてみたらあと5件ぐらいあったと思います。それぞれこの装置は値段が違うようです。そして補助金も変わってくるようです。ですから、これからはとても必要ではないかと思いまして、先ほども石垣の9割補助、それから東京都でも9割補助、限度額が10万円となっているようですけれども、石垣市ではふるさと納税の財源を活用しまして、400万円の予算化をしているということなのです。私は石垣に電話いたしました。電話でちょっと聞いてみました。そしたら、今問い合わせが150件余り、そして65歳以上ですので、女性・男性どちらが多いですかと言ったら、大体半々だそうです。そして、今回は400万円ですけれども、継続して取り組んでいくそうです。そして、今現在は50名という限定だったのですが、60名にふやしたそうです。ですからやはり私たちというのは、例えば車は生活の一部です。そして病院に行ったりとか、買い物に行ったりとか、元気なおばあちゃん、おじいちゃんがおります。やはりこの免許を自主返納しなさいと言っても、なかなか難しいのではないかと思います。ですからやはり足となって、いろんな用事をやるためには車が必要だと。しかし歩かないというのもどうかと思うのですけれども、しかし悲しい死亡事故とか、交通事故が起きないためにも、前もってそういう補助を受けて、取りつけていったほうがいいのではないのかと私は思っているのですけれども、もう一度村長の御答弁をお願いできますでしょうか。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えいたします。 今議員からおっしゃるとおり、やはり現在高齢者の踏み間違いの事故が発生しておりますし、全国さまざまな地域で、その後づけの装置の補助というのが始まってまいりました。本村でもこれを制度化できないかということで今調査を進めていたところなのですけれども、交通安全推進協議会でも同様な話が出まして、そこでもお話しさせていただきましたが、今村内の事業所、自動車整備工場では、この装置の取りつけが難しいようです。ディーラーのほうに持ち込んでやるというようなことなどです。あと車種によっては、その装置がつけられないものもあると伺っています。ですから、そのあたりも含めてどうするのか。あと対象の年齢をどうするのか。補助率をどうするのかというようなことも計画しながら、次年度に向けて前向きに今検討しているということでございます。 ○議長(石川幹也) 眞栄田絵麻議員。 ◆6番(眞栄田絵麻) 前向きな答弁、本当にありがとうございます。すぐ私、申し込みます。次年度にぜひ実現をしていただきたいと思います。本当に時代時代が変わって、また宜野座村も高齢化社会になってきますので、そういう人たちの安心・安全、そして命を守っていくというのも私たち、また本村の村長のお役目でもないかと思いますので、ぜひ来年実行していただけますようにお願い申し上げまして、もう一度決意表明ではないのですが、お願いいたします。 ○議長(石川幹也) 當眞村長。 ◎村長(當眞淳) 引き続きお答えいたします。 この事業については、村のほうでも前向きに取り組んでいきたいと考えております。現時点で予算規模がどうなるかと。対象者も石垣市とは状況が違いますので、そのあたりも十分対応できるのではないかと考えておりますけれども、前向きに検討したいと思います。 ○議長(石川幹也) 眞栄田絵麻議員。 ◆6番(眞栄田絵麻) 村長の前向きという言葉を信じて、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(石川幹也) これで眞栄田絵麻議員の一般質問は終わりました。 これで本日の一般質問を終わります。 以上で、本日の日程は全部終了しました。 本日は、これで散会とします。(16時41分)...